全世界累計興収10億ドル(1,000億円)突破のメガヒット・シリーズ『メイズ・ランナー』が、ついに完結。シリーズ完結編『メイズ・ランナー:最期の迷宮』は6月15日(金)より公開され、初日から3日間で観客動員70,607名、興収97,669,700円の大ヒットを記録している。今回、シリーズ3部作をメガヒットに導いた映像派、ウェス・ボール監督のインタビュー映像が到着。主人公トーマスをはじめとするキャラクターを解説、『メイズ・ランナー』ファンについても熱く語っている。
ウェス・ボール監督は、米フロリダ州出身。フロリダ州立大学の映画製作科で学び、視覚効果とアニメーションのスタジオ、オッドボール・アニメーションを設立。トム・ハンクスとIMAXによる3Dドキュメンタリーなどに関わった。オンラインで公開した3D短編映画“Ruin”が評判を呼び、『メイズ・ランナー』(14)の監督を任され、シリーズ全作を監督した。
今回到着した動画インタビューでは、シリーズ3部作で成長した主人公トーマス(ディラン・オブライエン)をはじめとするキャラクター、そしてメガヒットの要因となった『メイズ・ランナー』の熱烈なファンについて語っている。
巨大なメイズ(迷路)で隔てられた<グレード>に送り込まれた若者たちは、謎を解くために命がけの脱出に成功する。だが、彼らを追う秘密組織<WCKD>との闘いは熾烈を極め、トーマスと仲間たちは固い絆で闘争を続ける。シリーズを通して走り続けるランナーたちの変遷について監督は、「(完結編となる)本作でキャラクターが出揃い、それぞれの役割が明確となった。WCKDという巨大な敵や組織に立ち向かうためには、固い絆で結ばれたチームである必要がある。だから初めて、個々の能力が発揮された。前作では紹介できなかったものだ」と、メイズの謎をめぐる要素が勢揃いする本作で、それぞれのキャラクターたちの個性が最大限に描写できたという。「今までは、ほとんどの時間を脱出に費やした。さまざまな障害を越えてきたんだ。本作では戻って戦いを挑むが、力や数で勝てる相手ではない。知恵や機転や勇気で切り抜けていくことになる。それを、カッコよくて楽しいアクションで表現した」と、シリーズ最大の映像スペクタクルが完成したと胸を張る。
「冒頭でトーマスは、“WCKDは悪で、世界を救う方法はない”と思っている。だから彼が考えているのは、家族を取り戻すことと、“安全な避難所”へ向けて出発することだけだった。だが奪回作戦の中で、その考えに疑いを持ち、変わり始める。テレサの影響でね」と、主人公トーマスの変化を解説。勇気あるリーダーとして仲間を引っ張り続けたトーマスは、前作でまさかの裏切りを見せたテレサ(カヤ・スコデラリオ)によって、大きな影響を受けたと語る。監督にとってシリーズを通して運命のカギを握るヒロイン、テレサは特別な存在だ。「カヤが演じるテレサの物語が、作品の中で一番気に入っている。テレサは、常に贖罪という使命を負っている。だから強烈な存在感を持つ。テレサはたとえ愛する人を傷つけてでも、大義を優先する強さを持っている。誰にでもできる選択肢ではない」前作の裏切りを含め、テレサは自身の信念を貫く、強い意志がある女性だと語っている。
まさに自身がメガヒットに導いた『メイズ・ランナー』シリーズのファンの期待に応えることについては、「何よりもファンを大切にしたい。このシリーズがあるのは、ファンが1作目を支持してくれたからだ。もちろん原作にも敬意を払った。三部作の最終章にふさわしい大作に仕上がっていると思う。壮大な物語の、アクション超大作だ」と最終章にも期待してほしいと語り、インタビューを締めくくった。
10億ドルの大ヒットを誇る『メイズ・ランナー』シリーズの最終章は、ウェス・ボール監督の手によって、どのような終わりを迎えるのか。WCKDに囚われた大切な仲間ミンホ(キー・ホン・リー)を無事救出できるのか?トーマスとテレサの再会はどんな局面を迎えるのか。そして、人類の未来を賭けた闘いはどんなクライマックスを迎えることになるのか?その結末を映画館の大スクリーンで体感して頂きたい。
ストーリー
巨大迷路<グレード>を3年がかりで攻略し、脱出したトーマスたちは、灼熱の砂漠で凶暴化した伝染病感染者<クランク>と闘いながら決死のサバイバルを経験。自分たちが人類を滅ぼす伝染病対策のための人体実験サンプルである事実を知る。サンプルを求める秘密組織<WCKD(ウィケッド)>との激しい戦いが続く中、仲間のミンホが攫われてしまう。トーマスと仲間たちはミンホを救うため、巨大な壁で囲われた要塞都市<ラスト・シティ>中心部にある<WCKD>本部に逆侵入することを決意する。だが、その場所は近づくことさえ容易ではない、侵入不可能な伝説の<メイズ>だった!
作品タイトル:『メイズ・ランナー:最期の迷宮』
キャスト:トーマス:ディラン・オブライエン(『バーニング・オーシャン』『アメリカン・アサシン』)
テレサ:カヤ・スコデラリオ (『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』ヒロイン)
ニュート:トーマス・ブローディ=サングスター(『ラブ・アクチュアリー』)
ミンホ:キー・ホン・リー
エヴァ:パトリシア・クラークソン
ブレンダ:ローサ・サラザール (『アリータ:バトル・エンジェル』ヒロイン)
監督:ウェス・ボール 『メイズ・ランナー』シリーズ
原作:ジェイムズ・ダシュナー(角川文庫)
原題:MAZE RUNNNER THE DEATH CURE
配給:20世紀FOX映画
公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/mazerunner/
コピーライト:(c) 2018 Twentieth Century Fox Film
6月15日(金)、全国ロードショー