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『水は海に向かって流れる』メイキング&インタビューを収めたスペシャルムービー解禁! ―本日6月9日(金)より公開中

水は海に向かって流れる

田島列島の漫画を映画化した『水は海に向かって流れる』(本日6月9日(金)公開)より、メイキングや貴重なインタビューを含むスペシャルムービーが解禁された。

26歳のOL・榊さんと高校生の直達を中心に、クセ者揃いのシェアハウスの賑やかな日常を描いた本作。過去のある出来事から「恋愛はしない」と宣言する主人公・榊千紗を演じるのは広瀬すず。榊さんに淡い想いを寄せる直達役には大西利空。監督は、『そして、バトンは渡された』の前田哲

今回解禁された映像は、ベンチコートを羽織る二人から寒さ厳しい様子がうかがえる昨年の1月、緊張の面持ちでクランクインの挨拶をするところから始まる。

初のOL役が決まった広瀬は「なんで私なんだろう?」「新鮮すぎて試されてるのか?」とおどけたように話すが、実年齢8歳年下の大西との共演が、今までになかった不思議な感覚で楽しみであることと、出演を決めた大きな理由のひとつだったと明かす。

約400人ものオーディションで役を掴んだ大西は「こんな大役だってことが分かってなくて。原作を見たときに、やばっ!って思っちゃって…」と15歳(撮影時)らしい素直な本音を漏らす。さらに広瀬の演技について「次元が違う」と話し、誰よりも近くで演技を見てきた大西にとって、どの表現にも感銘を受けるほど吸収することが多かった様子。

また、一つの傘に二人寄り添い帰る駅のシーンでは、広瀬と大西がなにやら仲良さそうに笑い合っていたり、大量のゆで卵を二人で食べるシーンでは、大西が掴み取れなかったゆで卵を一切笑わずに広瀬が肘で落ちないようにブロックする様子や、さらに中華料理店で腕相撲するシーン、広瀬演じる榊さんの豪快料理が多数登場する貴重なメイキング映像も収められている。

特に本作の豪快料理の代表と言っても過言ではない“ポトラッチ丼”のシーンでは、玉ねぎを切り豪快に掴んで鍋に入れようとする広瀬に、前田監督も思わず「いいですね!」と言葉を漏らしてしまう。榊さんにとって料理とは現実逃避であり、感情をぶつける先でもある。広瀬が「手元だけでも感情が伝わるようなシーン」と話すように、雄弁に語る手元にも注目だ。

そんな広瀬が、いざポトラッチ丼を直達に振る舞うシーンのカメラの裏側では、何故か険しい表情で鼻をつまんでいる。カットの声がすると、解放されたかのように「めっちゃいい匂い!やばーい!直達ぅ!」と、高級国産和牛を使って作られるポトラッチ丼を食べられる直達を羨ましがるような、ユーモアたっぷりな広瀬の笑顔を見ることができる。

本作の終盤、広瀬と大西の二人が美しく映し出される海辺のシーンでは、1月という真冬に寒さで凍えるような撮影の中、カメラの裏側では「しょっぱ!」と笑顔で話す広瀬など、貴重なメイキング映像がおさめられている。

既に本作を観た人も、これから観る人も、本作をより楽しめるスペシャルムービー。広瀬と大西の魅力が盛りだくさんの貴重な映像を何度でも楽しんだら、ぜひ劇場で本編も堪能したい。

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