『モリーズ・ゲーム』緊張感溢れる撮影現場のメイキング写真を一挙解禁!天才脚本家を支えたのは3人の女性フィルムメーカー

モリーズ・ゲーム

『ソーシャル・ネットワーク』 アカデミー賞(R)、ゴールデン・グローブ賞を受賞し、『マネーボール』 、『スティーブ・ジョブズ』と、栄光を手にした実在人物の知られざる裏側に光を当ててきたアーロン・ソーキン。綿密なリサーチと独自のキャラクター造形、そして膨大な台詞量の脚本によって俳優たちからハイ・テンションな演技を引き出してきた。天才脚本家アーロン・ソーキンが、ジェシカ・チャステインを主演に迎え、自らの脚本で待望の監督デビューを果たした作品『モリーズ・ゲーム』。
ハリウッドで一大スキャンダルを巻き起こした実話の裏側を映画化し、第90回 アカデミー賞(R)《脚色賞》ノミネート、第75回 ゴールデン・グローブ賞で《主演女優賞(ドラマ部門)》《脚本賞》のダブルノミネートを始め、すでに5受賞、46ノミネートを果たし、映画賞レースを席巻している話題作『モリーズ・ゲーム』が、5月11日(金)日本公開となる

オリンピック候補のトップアスリートから、26歳にしてセレブが集う高額ポーカールームの経営者となった、モリー・ブルーム。実在する女性の回顧録を映画化に挑んだアーロン・ソーキンは、これまでもマーク・ザッカーバーグやスティーブ・ジョブズなど、並外れた成功を成し遂げた実在の人物の真実に迫ってきた。
脚本家として数々の賞を受賞してきた彼は、モリー本人に取材を重ね、セレブたちが虜になったスリリングな駆け引きの舞台とその裏側、回顧録には書けなかった父親との複雑な関係、逮捕で終わるラストページのその先の闘いまでを独自の視点を織り交ぜて描き切った。モリーが一人で駆け抜けた驚愕の道のりを辿り、彼女の物語を世の中に、特に女性たちに伝えたいと願ったソーキンは、自身の集大成といえるシナリオを完成させ、自ら初監督に挑んだ。

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今回、アーロン・ソーキンの緊張感あふれる現場の模様を伝えるメイキング写真が解禁された。次のアクションを指差しで確認する主演のジェシカ・チャステイン、監督の傍らで現場を指さして、撮影をリードする女性撮影監督シャルロッテ・ブルース・クリステンセンの姿を捉えている。

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ソーキンが女性たちに捧げた映画『モリーズ・ゲーム』には、そうそうたるキャリアを誇る女性スタッフたちが集められた。物語の重要な舞台、伝説のポーカールームを再現したのは、『ラ・ラ・ランド』でオスカーを受賞した美術のサンディ・レイノルズ・ワスコ。夫のデヴィッドとチームを組む彼女は、小道具まで徹底してこだわり、トロントのスタジオに、贅を極めたポーカールームを見事に再現した。ジェシカのために衣装を担当したのは、『フライトプラン』や『マネーモンスター』など、ジョディ・フォスター作品を数多く手がけてきたスーザン・ライアルだ。モリーの変遷を直感的に伝えるために、30ドルのワンピースからゴージャスなドレスまで、なんと90着を超える衣装を用意したというから驚きだ。

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そして、初監督を現場でサポートし、時にリードしたのが撮影監督のシャルロッテ・ブルース・クリステンセンだ。時代感をだすために、被写体に深度と柔らかさを提供する60年代のアナモルフィック・レンズの感じを出そうと、デジタル撮影にパナビジョン〈歪像レンズ〉を使った。クリステンセンはエミリー・ブラント主演の『ガール・オン・ザ・トレイン』やデンゼル・ワシントン主演の『フェンス』などの撮影を手がけており、2015年には、雑誌『バラエティ』で「注目すべき10人の撮影監督」に選出されている。

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トップアスリートとして衝撃のアクシデントから一転、ポーカールームの経営者へと華麗に転身したモリー・ブルーム。セレブたちを虜にした伝説のポーカールームを仕切った女性は、どんな半生を生きたのか。天才脚本家アーロン・ソーキンが仕掛ける“新たなゲーム”とは? ゴージャスでスキャンダラスな世界とその裏側はいかにして生まれたのか。女性スタッフの活躍も本作の見どころだ。

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ストーリー
モーグルのオリンピック候補だったモリー・ブルームは、選考をかけた大会で怪我を負い、アスリートの道を諦める。ハーバード大学へ進学するまでの一年を、ロサンゼルスで気ままに過ごすことにしたモリーだったが、勤めていた会社のボスから、アンダーグラウンドなポーカー・ゲームのアシスタントを頼まれる。そこでは、ハリウッドスターや大物プロデューサー、大企業の経営者らが法外な賭け金でポーカーに講じていた。やがて、彼女はその才覚で26歳にして自分のゲームルームを開設するのだが、10年後FBIに逮捕される。彼女を担当した弁護士は、打合せを重ねるうちに、目の前の女性がタブロイド紙に書きたてられるような人物でないことを知るのだが──。

作品タイトル:『モリーズ・ゲーム』
出演:ジェシカ・チャステイン、イドリス・エルバ、ケヴィン・コスナーほか
監督:アーロン・ソーキン
【原題:MOLLY’S GAME/2017 年/アメリカ/英語/カラー/シネマスコープ/2 時間 20 分】
日本語字幕:松浦美奈
字幕監修(ゲーム部分):日本ポーカー協会
映倫区分:PG-12
配給:キノフィルムズ

公式サイト:http://mollysgame.jp
コピーライト:(c) 2017 MG’s Game, Inc. ALL RIGHTS RESERVED.

5月11日(金)、TOHOシネマズ 日比谷他全国ロードショー!

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