ハリウッドで一大スキャンダルを巻き起こした実話の裏側を映画化し、第90回 アカデミー賞(R)《脚色賞》ノミネート、第75回 ゴールデン・グローブ賞で《主演女優賞(ドラマ部門)》《脚本賞》のダブルノミネートを始め、すでに5受賞、46ノミネートを果たし、映画賞レースを席巻している話題作『モリーズ・ゲーム』が、いよいよ明日5月11日(金)日本公開となる。この度、主人公モリー・ブルームがFBIに逮捕される瞬間をとらえた衝撃の本編映像が解禁された。
早朝、眠りから覚まされたモリーを襲う突然の逮捕劇
彼女はアメリカを敵に回すことになるのだが…
その名を聞けば、世界中の誰もが知っているハリウッドスターや映画監督、一流スポーツ選手にミュージシャン、さらに大物実業家までが顧客リストに並ぶ、エクスクルーシブなポーカールームが実在した。そこには、トビー・マグワイア、レオナルド・ディカプリオ、ベン・アフレックら、セレブたちがゲームに参加していたと複数のメディアが伝えている。賭け金の最低額は1万ドル(100万円相当)だが、どんなにキャッシュを積んでも、オーナーからの招待がなければ覗くことも許されない。まるで都市伝説のようなサロンのオーナーは、何の後ろ盾も持たない26歳の独身女性、モリー・ブルーム。だが、栄華を極めた果てに、違法なゲームを主催した容疑でFBIに逮捕される。
ポーカー経営をやめて2年が経った2014年、回顧録「モリーズ・ゲーム」を出版し、サイン会を終えて眠りについたモリーの携帯電話が突然鳴り響く。電話の声は、「FBIだ。逮捕令状がある」と告げ、両手を上げて部屋から出るように命じる。さらに「30秒以内に出てこないと突入する」と追い打ちをかけられ、命じられるままに部屋から出て行くモリー。顔にライトを浴びて視点が定まらない中、壁に手を付くように押し付けられ、乱暴な扱いを受ける。逮捕の容疑は「違法賭博の運営」だと手錠をかけられるモリー。「誤解です。2年もやっていない」と応じるが、「アメリカ合衆国対モリー・ブルーム」と記された逮捕令状を見せられては成す術もない。ポーカー経営をやめて2年も経つモリーは、なぜ突然逮捕されたのか?FBIが逮捕に踏み切った真の目的は?ポーカールームを訪れる一筋縄ではいかないセレブたちと対決してきたモリーは、ついに国家との対決となる裁判に臨むことになる。
スキャンダラスな彼女は何かを隠しているのか。果たして無罪を勝ち取ることは出来るのか。清廉潔白を信条とする弁護士チャーリー(イドリス・エルバ)と共に、法廷へと向かう彼女に待ち受ける判決とは果たして…。その先はぜひ劇場でお確かめ頂きたい。
ストーリー
モーグルのオリンピック候補だったモリー・ブルームは、選考をかけた大会で怪我を負い、アスリートの道を諦める。ハーバード大学へ進学するまでの一年を、ロサンゼルスで気ままに過ごすことにしたモリーだったが、勤めていた会社のボスから、アンダーグラウンドなポーカー・ゲームのアシスタントを頼まれる。そこでは、ハリウッドスターや大物プロデューサー、大企業の経営者らが法外な賭け金でポーカーに講じていた。やがて、彼女はその才覚で26歳にして自分のゲームルームを開設するのだが、10年後FBIに逮捕される。彼女を担当した弁護士は、打合せを重ねるうちに、目の前の女性がタブロイド紙に書きたてられるような人物でないことを知るのだが──。
作品タイトル:『モリーズ・ゲーム』
出演:ジェシカ・チャステイン、イドリス・エルバ、ケヴィン・コスナーほか
監督:アーロン・ソーキン
【原題:MOLLY’S GAME/2017年/アメリカ/英語/カラー/シネマスコープ/2時間 20分】
日本語字幕:松浦美奈
字幕監修(ゲーム部分):日本ポーカー協会
映倫区分:PG-12
配給:キノフィルムズ
公式サイト:http://mollysgame.jp
コピーライト:(c) 2017 MG’s Game, Inc. ALL RIGHTS RESERVED.
5月11日(金)、TOHOシネマズ 日比谷他全国ロードショー!