『ペンギン・ハイウェイ』(2018)で第42回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞、ファンタジア国際映画祭今敏賞(ベストアニメーション賞)を受賞し世界中に驚きを与え賞賛の声を浴びた新進気鋭のアニメーションスタジオ「スタジオコロリド」が贈る長編アニメーション映画第2弾『泣きたい私は猫をかぶる』が6月5日(金)に公開となる。
この度、ヨルシカによる主題歌「花に亡霊」のMVが完成した。
ヨルシカは、オリコンが発表した『2020年 ネクストブレイクランキング』で世代別10代・20代でKing Gnuに続く2位を記録(総合でも4位)、2/27に発表された第34回ゴールドディスク大賞でニューアーティストベスト5にも選出されるなど話題のバンド。ボカロPであり、コンポーザーとしても活動中の“n-buna(ナブナ)”と女性シンガー“suis(スイ)”によるバンドで、一切の顔出しをせずにMV総再生回数3億回、YouTubeチャンネル登録者130万人を超える程の人気を誇っているニューカマー。また昨年2019年8月に発売した2ndアルバム『エルマ』がオリコン初登場3位を記録したことにより更に各方面から注目を集めている。
本作で、ヨルシカは主題歌「花に亡霊」、挿入歌「夜行」を担当。映画の世界観を音楽で表現しており、笹木美代(ムゲ)の日之出へのまっすぐな想いをより一層引き立て、物語をより深くより鮮やかに紡いでいく。「花に亡霊」MVはこれまでヨルシカのMVを数度手掛けてきた「ぽぷりか氏」がディレクターを務め、映画本編のさまざまなシーンを使って構成しており、今回初公開となる場面が多数登場する。
「ムゲ(無限大謎人間)」というあだ名で呼ばれるちょっと変わった中学2年生の笹木美代(ムゲ)と、ムゲが思いを寄せるクラスメイトの日之出賢人を巡る物語が描かれる本作。このたび解禁となったMVは、ムゲと日之出の2人にフォーカスした内容になっている。
笑ったり驚いたりと豊かな表情を覗かせる元気いっぱいなムゲ。彼女とは対照的に、物憂げに夜空を見上げたり傘で顔を覆ったりと、感情がうかがい知れない日之出。そんな日之出に寄り添う白い猫「太郎」は、実はムゲが変身した姿。ムゲは不思議なお面の力で猫に変身し、大好きな日之出のもとに通う日々を送っていたのだった。ムゲは日之出を元気づけようと“あること”を企てるが、うまくいかなかったばかりか日之出に衝撃的な一言を浴びせられてしまう。たちまちムゲの表情は凍りつき、頬には涙が。傷ついたムゲは浮かない表情を見せ、猫の姿である場所に向かう…。果たしてムゲはどうなってしまうのか、そして2人を待ちうける運命とは!?
MVでは、ムゲと日之出の手つなぎシーンや浴衣姿での“キスシーン”といった、2人の関係性が気になるシーンに加え、太陽に照らされる大木、「猫社」と書かれた鳥居など、物語の鍵を握るシーンの一部も公開され、本作への期待が高まる映像となっている。
ぽぷりか氏は、「映画本編とは違ったヨルシカのMVらしい空気感が出るようにという意図のもと編集しており、表現豊かなムゲの表情や仕草と、後ろ姿ばかりであまり表情の読めない日之出君が何を考えているのか、イメージしながら見ていただけると嬉しいです。」と映像の出来栄えに自信を覗かせる。
さらに、映画でW主演を務める志田と花江から、本MVについてのコメントが到着した。
ムゲを演じる志田は、楽曲について「私自身、学生時代のあの夏を思い出して甘酸っぱい気持ちになりました。ムゲの真っ直ぐなところや純粋さを意識してお芝居をしていたので、ヨルシカさんの曲がムゲの気持ちとマッチしていて、物語をさらに深く感じさせてくださると思いました。」と、ヨルシカの美しい歌声を絶賛。
日之出を演じる花江は、「歌詞が作品とリンクしていて思わず涙がこぼれてしまいますね。ムゲが大人になっていく姿と段々力強くなっていく音が重なって惹き込まれてしまいました。」と、本作と重ね合わせつつ楽曲の魅力についてコメントを寄せている。
それぞれの思いを胸に秘めるムゲと日之出。青春真っただ中の2人を中心に描かれる本編シーンと、ヨルシカの切ない歌詞と歌声がマッチした主題歌「花に亡霊」MVで、“泣き猫”の世界観を一足先に体験していただきたい。
「花に亡霊」 リリース情報
Digital Single「花に亡霊」
ダウンロード&サブスクリプション 4月22日配信スタート
https://umj.lnk.to/uTGd3
キャストコメント
<笹木美代(ささき・みよ)/ムゲ役>
志田未来 コメント
自分に素直になれない気持ちや抑え込んでしまっている気持ちをゆっくりと解放してくれるようなヨルシカさんの美しい歌声と、儚くも抑揚のあるメロディーがとても素敵な曲だと思いました。私自身、学生時代のあの夏を思い出して甘酸っぱい気持ちになりました。ムゲの真っ直ぐなところや純粋さを意識してお芝居をしていたので、ヨルシカさんの曲がムゲの気持ちとマッチしていて、物語をさらに深く感じさせてくださると思いました。
<日之出賢人役>
花江夏樹 コメント
泣き猫の雰囲気にとても合った音と切なくもすっと入ってくる歌声がとても素敵だと思いました。歌詞が作品とリンクしていて思わず涙がこぼれてしまいますね。ムゲが大人になっていく姿と段々力強くなっていく音が重なって惹き込まれてしまいました。「花に亡霊」は、泣き猫にぴったりな楽曲だと思います!
イントロダクション
クラスメイトから「ムゲ(無限大謎人間)」というあだ名で呼ばれるちょっと変わった中学2年生、笹木美代(ささき・みよ)(声・志田未来)。彼女はクラスメイトの日之出賢人(ひので・けんと)(声・花江夏樹)に熱烈な思いを寄せ、毎日果敢にアタックを続けるが全く相手にされない…。それでもめげずにアプローチを続ける彼女には、誰にも言えないとっておきの秘密があった。
監督は、日本アニメ界の重鎮・佐藤順一と、本作で長編監督デビューを飾る柴山智隆。脚本は、確かな描写力で定評のある脚本家・岡田麿里。声の出演は志田未来と花江夏樹が、多感で繊細な中学2年生のムゲと日之出をダブル主演で務める。
またムゲを「猫」世界へと導く謎のお面屋・猫店主に山寺宏一、ムゲと日之出の担任教師におぎやはぎの小木博明ら豪華キャスト陣が集結。そして本作の主題歌は音楽シーンで大注目のヨルシカが担当。書き下ろしとなる主題歌「花に亡霊」は本作の世界観を音楽で表現しており、物語をより深くより鮮やかに紡いでいる。
新時代を切り拓く2020年にふさわしい渾身の長編アニメーション映画が、ここに誕生した。
私はあなたの力になりたい。好きって言われたい―
ストーリー
笹木美代(ささき・みよ)は、いつも明るく陽気な中学二年生の女の子。空気を読まない言動で周囲を驚かせ、クラスメイトからは「ムゲ(無限大謎人間)」というあだ名で呼ばれている。しかし本当は周りに気を使い、「無限大謎人間」とは裏腹に自分の感情を抑えて日々を過ごしていた。
そんなムゲは、熱烈な想いを寄せるクラスメイトの日之出賢人(ひので・けんと)へ毎日果敢にアタックを続けるが全く相手にされない。めげずにアピールし続ける彼女には誰にも言えないとっておきの秘密があった…。
それは、猫の姿になって大好きな日之出に会いにいくこと。
実はムゲは、ある夏祭りの夜お面屋にいた猫の店主から、「かぶると猫へと姿を変えることができる」という不思議なお面をもらって以来、猫・太郎として日之出の家に通っていたのだ。
普段はクールに振舞う日之出だが、太郎にだけは素直な気持ちを打ち明けることができ、いつしか太郎は日之出の支えになっていた。≪人間≫のときには距離を取られてしまうが、≪猫≫のときには近づけるふたりの関係。ムゲもまた、猫でいれば周囲との関係に悩むことない自由さを知り、次第に心地よさを覚えていく。
猫として長く過ごすほど、いつしか猫と自分の境界があいまいになるムゲ。
ある日、再び現れた猫店主から、猫の“お面”とムゲの“顔”を交換し、≪人間≫を捨て≪猫≫として生きるよう迫られる…
このままずっと、あなたのそばにいたい。でも、≪私≫に戻ることができなくなる――
自分が誰に支えられているのか。大切なものに気がつくとき、二人の世界が変わり始める。
作品タイトル:『泣きたい私は猫をかぶる』
出演:志田未来 花江夏樹
寿美菜子 小野賢章 千葉進歩 川澄綾子 大原さやか 浪川大輔
小木博明 山寺宏一
監督:佐藤順一 柴山智隆
脚本:岡田麿里
主題歌:「花に亡霊」ヨルシカ(ユニバーサルJ)
企画:ツインエンジン
制作:スタジオコロリド
配給:東宝映像事業部
公式サイト:nakineko-movie.com
公式Twitter:@nakineko_movie
公式Instagram:@nakineko_movie
#泣き猫 #志田未来 #花江夏樹
コピーライト:(C) 2020「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
2020年6月5日全国ロードショー
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