『なまず』日本でも人気の韓国人イラストレーター シン・モレによる描き下ろしアートポスター解禁!7/15より展示も

なまず

イ・オクソプ監督長編デビュー作『なまず』(7月29日(金)公開)より、韓国人イラストレーター シン・モレによる描き下ろしのアートポスターが解禁された。

本作は、信頼と不信という普遍的なテーマを軸に、主人公ユニョンの半径0.5メートルで起こるハプニング、恋愛、決断といった、いくつかのエピソードがテンポ良く繋がり合い、心にぐっと刺さるセリフとカラフルで遊び心いっぱいの映像で紡がれる、近距離恋愛群像劇。

第23回釜山国際映画4部門受賞、第44回ソウル独立映画祭観客賞受賞、第14回大阪アジアン映画祭グランプリをはじめ、第48回ロッテルダム国際映画祭、第37回ミュンヘン国際映画祭、第18回ニューヨークアジア映画祭、第21回台北映画祭など、海外の映画祭でも新しい才能として注目を集めた。

監督は、これまで短編作品を多く発表し、独自のユーモアとセンス溢れる作風で、インディーズ映画界のニューウェーブとして以前から韓国で注目されていたイ・オクソプ。本作は、彼女の長編監督デビュー作であり、日本でも大ヒットした『はちどり』(18)と並び、韓国内でファングループが誕生するほど多くの共感を呼び、異例のロングランヒットを記録した話題作だ。

今回解禁されたのは、ファッションブランドやK-POPアーティストとのコラボなどで知られ、韓国内で知らない若者はいないと言える韓国人イラストレーター、シン・モレによる『なまず』描き下ろしアートポスター。日本でもSHINeeなどSMエンターテイメントのアーティストらとのコラボをきっかけに幅広い層に知られている超人気イラストレーターだ。

紫やピンクなどカラフルな色彩とネオンが、ドリーミー&ポップな世界観でありながら、どこか寂しさを感じさせるスタイルが特徴的なシン・モレ。今回の『なまず』描き下ろしアートポスターも、そんなシン・モレならではの世界観の中に映画のキャラクターであるユニョンとソンウォンが描かれている貴重なもの。

韓国で公開時に本作を観ていたというシン・モレは、「“職業イラストレーターである人が、自分が大好きな映画のポスターを描く確率は?”こんなふうに友達にメッセージを送った。それくらい本当にすごく嬉しかった。すごく!すごく!」とコメント。日本公開というタイミングで奇跡的に実現したコラボを心から喜んだ。

『なまず』の本編に関しては、「特別ポスターを描く以前にもうすでに何度も観た映画だった。当時、信じたい気持ちについて考えていて、不思議な気持ちになったことを覚えている。私の場合、不安になる時、何かを強く信じようとするほうで、「ほんとにそうかな?」と、何度も自問自答しながら結末をみて人間というのは本当に知りえないものだなと思った」と述べている。

この、シン・モレ描き下ろしアートポスターは、7月15日より新宿武蔵野館と、韓国ほか国内外のインディペンデントなアート作家による作品、雑貨やZineなどを幅広く取り揃える東京・池袋のブックギャラリー「ポポタム」(https://popotame.net/)の店内にて展示。そのほか、一部の上映劇場でも順次展示される。このアートポスターは非売品のため、この機会をお見逃しなく。

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