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これはSF映画?ミュージックビデオ?『なまず』事件の発端となる恋人同士を映した冒頭映像&入場者プレゼント情報解禁!

なまず

韓国映画『なまず』(7月29日(金)公開)の冒頭映像が解禁された。

本作は、信頼と不信という普遍的なテーマを軸に、主人公ユニョンの半径0.5メートルで起こるハプニング、恋愛、決断といった、いくつかのエピソードがテンポ良く繋がり合い、心にぐっと刺さるセリフとカラフルで遊び心いっぱいの映像で紡がれる、近距離恋愛群像劇。

第23回釜山国際映画4部門受賞、第44回ソウル独立映画祭観客賞受賞、第14回大阪アジアン映画祭グランプリをはじめ、第48回ロッテルダム国際映画祭、第37回ミュンヘン国際映画祭、第18回ニューヨークアジア映画祭、第21回台北映画祭など、海外の映画祭でも新しい才能として注目を浴びた。

監督は、これまで短編作品を多く発表し、独自のユーモアとセンス溢れる作風で、インディーズ映画界のニューウェーブとして以前から韓国で注目されていたイ・オクソプ。本作は、彼女の長編監督デビュー作であり、日本でも大ヒットした『はちどり』(18)と並び、韓国内でファングループが誕生するほど多くの共感を呼び、異例のロングランヒットを記録した話題作だ。

今回解禁されたのは、“宇宙船に乗らずに宇宙にいく方法は?”“レントゲン室で働くことです”という言葉から始まり、大きなメカ(機械)の一部が映し出され、そこに貼られたNASAならぬNASEのロゴが何やらSF映画でも始まるのか?と思わせる冒頭映像

そして“人体は宇宙なんです”“放射線技師が言った言葉です”と続けられ、まるで宇宙服のようなX線防護服に身を包んだ若い放射線技師が登場。大きなメカはレントゲン撮影の機械、この日レントゲン写真の撮影に来たのは、この放射線技師の彼氏だった。

レントゲン室は扉を締めて撮影するため、中にいるのは恋人同士のふたりだけ。彼氏はレントゲン撮影中でもおどけて、彼女に向かってハートマークを作り、そんな彼氏を見て彼女も照れ笑い。このなんてことない微笑ましいやりとりが、Hankの「Dark Country」が流れる中、MVのようなスタイリッシュな編集で紡がれる。

この印象的なシーンで本作はスタートするが、この一件が事件となり、映画の主人公たちが右往左往することになる。SF映画のようでもあり、ミュージックビデオのようでもあり、この後何がおきるのか続きが気になる冒頭映像となっている。

なまず
なまず
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また、先日発表された韓国人イラストレーター シン・モレによる描き下ろし『なまず』非売品アートポスターの絵柄がステッカーとなり、公開初日より一部劇場にて来場者先着プレゼントとして配布されるることが決定した。

ファッションブランドやSHINeeなどSMエンターテイメントのアーティストらとのコラボなどで知られ、韓国内で知らない若者はいないと言える人気イラストレーターのシン・モレ。紫やピンクなどカラフルな色彩とネオンが、ドリーミー&ポップな世界観でありながら、どこか寂しさを感じさせるスタイルが特徴的で、今回のコラボポスターでは、その世界観の中に映画のキャラクターであるユニョンとソンウォンが描かれている貴重なものだ。

そして、本作の公式ツイッターアカウントが実施しているリツイート&フォローキャンペーンでは、その貴重な非売品ポスターが3名様に当たるほか、日本版ポスターやフェイスケア用品セット、川崎水族館のなまずぬいぐるみ、ブックギャラリー「ポポタム」のピンバッチ、お酢ドリンク「美酢(ミチョ)」といったプレゼントが用意されている。なお、キャンペーンは7月28日まで実施中だ。

シン・モレ描き下ろしアートポスターは、新宿武蔵野館、韓国ほか国内外のインディペンデントなアート作家による作品、雑貨やZineなどを幅広く取り揃える、東京・池袋のブックギャラリー「ポポタム」(https://popotame.net/)の店内にて展示中。ほか一部の上映劇場でも順次展示予定。アートポスターは非売品のため、是非この機会をお見逃しなく。

韓国ほか世界の映画祭でも話題となった映画『なまず』は7月29日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開。

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