『ヘルタースケルター』(2012)以来6年ぶりとなる沢尻エリカの主演作『猫は抱くもの』が、6月23日(土)に新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町他にて全国公開となる。
本作は、“アイドルの夢を諦めた、妄想好きのアラサ―女性”沙織(沢尻エリカ)と、“自分を沙織の恋人だと思い込んでいる猫”の良男(吉沢亮)の関係を中心に、自分らしく生きるすべを見つけていく物語。
このたび、本作の公開を記念して、下記日程においてキャスト・監督登壇予定の完成披露試写会の実施が決定いたしました!皆様のご応募を心よりお待ちしております。※応募締切:5月27日(日)
『猫は抱くもの』 完成披露試写会10組20名様ご招待!
日時:6月5日(火) 18:10開場/18:30開演
場所:丸の内ピカデリー2(東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン9F)
◎キャスト・監督登壇予定 ※上映前舞台挨拶となります。
▼各応募フォームの「ご注意事項」を必ずご一読のうえ、ご応募ください。
【応募方法】
プレゼントは終了いたしました。たくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。
主演:沢尻エリカ×猫:吉沢亮×監督:犬童一心
主役の沙織を演じるのは、本作が6年ぶりの主演作となる沢尻エリカ。“強い女性”のイメージから一転、本作では自分をうまく表現できず思うように生きられない30代女性のもどかしさを、繊細に表現。そして猫の良男の擬人化した姿を演じるのは、今最も注目されている若手演技派俳優の吉沢亮。
吉沢亮扮する美形猫が、毎日帰りを待っていてくれる・・という、“きみはペット”を思わせる設定にも期待感が高まるが、この1人と1匹の妄想とリアルが入り混じる演出こそが本作の見所。劇中では実写の猫に加えて、演劇風の演出、アニメーションなど数々の演出が織り込まれるなど、新鮮な演出が沢山盛り込まれている。
良男の相棒となる猫・キイロを演じたのは映画初出演となる「水曜日のカンパネラ」のボーカル、コムアイ。「水曜日のカンパネラ」として本作で初の劇伴を担当している。また猫のキイロをこよなく愛し、主人公・沙織の気になる存在として登場する、画家のゴッホこと後藤保をロックバンド「銀杏BOYZ」でボーカル&ギターを務める峯田和伸が演じる。また、本作において沢尻を過去と現在で振る2人のサイテー男を柿澤勇人が務めた。
メガホンをとったのは繊細な恋愛ドラマから歴史大作まで幅広いジャンルで演出の冴えを見せてきた犬童一心監督。『グーグーだって猫である』の映画版(2008)とドラマ版(2014、16)も手掛けた本作は、“猫映画”の決定版にして犬童ワールドの集大成となった本作。こじらせた1人と1匹の可笑しくて愛おしい空想が、観る者に自分らしく生きるヒントをくれる・・・そんな心揺さぶる1本となっている。
ストーリー
こじらせた1人と1匹の妄想が、自分らしい幸せに気付かせてくれる―
思った通りの自分になれなくて、いつしか投げやりな生き方に慣れてしまった沙織(沢尻エリカ)。元アイドルのアラサーで、今はスーパーで働く彼女が心を開くのは、こっそり飼っている、ロシアンブルーの猫・良男(吉沢亮)だけ。今日いちにちの出来事を、妄想を交えつつ良男に話して聞かせる沙織。沙織の心に寄り添ううち、良男は自分が沙織の人間の恋人で、彼女を守れるのは自分だけだと思い込んでしまう。そんなある日、沙織の前に“ゴッホ”と呼ばれる売れない画家・後藤保(峯田和伸)が現れ、良男は沙織の変化を目の当たりにする。ある晩、良男は月に誘われるように外の世界に飛び出し、迷子になってしまい…。ゴッホや、ゴッホを慕う猫・キイロ(コムアイ)、個性豊かな猫たちとの出逢いを通じて、1人と1匹は、自分らしく生きるすべを見つけていく。
うまくいかないことの輝き。置いてけぼりをくらっている時間の豊かさ・・・。灰色の日常がカラフルに輝きはじめる、心温まる物語。
作品タイトル:『猫は抱くもの』
出演:沢尻エリカ / 吉沢亮 峯田和伸 コムアイ(水曜日のカンパネラ) / 岩松了
藤村忠寿 内田健司 久場雄太 今井久美子 小林涼子 林田岬優 木下愛華 蒔田彩珠 / 伊藤ゆみ 佐藤乃莉 末永百合恵 / 柿澤勇人
監督:犬童一心
原作:大山淳子『猫は抱くもの』(キノブックス刊)
脚本:高田亮
音楽:水曜日のカンパネラ
企画・製作
2018年/日本/カラー/ビスタ/DCP5.1ch/109分
配給:キノフィルムズ/木下グループ
公式サイト:nekodaku.jp
コピーライト:(c)2018「猫は抱くもの」製作委員会
6月23日(土)全国ロードショー