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『ナイル殺人事件』ガル・ガドットらも驚愕!完成まで約7か月かかった豪華客船の製作裏とは…インタビュー映像解禁

ナイル殺人事件

『ナイル殺人事件』(全国の映画館にて大ヒット上映中)で、密室殺人の舞台となる超巨大な豪華客船“カルナック号”の制作秘話を明かすインタビュー映像が解禁された。

全世界で20億冊以上出版され、「世界一売れた作家」として知られ、“ミステリーの女王”の異名を持つ作家アガサ・クリスティが生涯を通して書き続け、今もなお全世界で愛される“名探偵ポアロ”シリーズ。時代を超越した人気シリーズの中でも、アガサ自身が“旅行物のミステリーで史上最高傑作”と称する「ナイルに死す」(1937年発表)を、前作『オリエント急行殺人事件』(17)に続き、ケネス・ブラナー監督が映画化した。

カルナック号は、全長約72メートル、幅約14.6メートル、高さ約12.8メートル、総重量225トンという圧巻のスケールで実際に建設された。撮影が始まる1年以上も前から鉄骨の製作が始まり、完成には約7か月の期間をかけて細部に至るまでこだわって制作された。

解禁されたインタビュー映像で、「カルナック号は何よりもデザインが美しい」と言及するケネス・ブラナーは、前作『オリエント急行殺人事件』でも実際に列車や線路、駅までをもセットで完全に再現して撮影を行い、壮大な世界観と映像美を作り上げている。

本作でもトーマス・クック社の複数の船をリサーチするなど試行錯誤を重ね、膨大な時間をかけたからこそ、ケネス「より滑らかで、より危険で、よりスリムで、よりエレガントで、より命取りな船に仕上がったよ。」と精巧な出来栄えに喜びを見せている。さらには「河水、川岸、空、音、動物、そういうまたたく間に脅迫的なものに変貌し得るようなありとあらゆるものを使ってこの物語を取り囲みたいと考えたんだ。」と明かし、神秘の国エジプトのナイル川が愛憎が絡む殺人事件の舞台になるよう、スリルが高まる豪華客船を作り上げたのだ。

そんなリアルな豪華客船にはガル・ガドットエマ・マッキーら俳優陣も驚いたという。第一の被害者となる大富豪の娘リネット役のガル・ガドット「極め付きは内装。その完成度は次元が違う。どの部屋も細部までこだわっている」、リネットの親友ジャクリーンを演じたエマ・マッキー「中に入って息をのんだわ」、リネットの同級生ロザリーを演じたレティーシャ・ライト「家具もジュエリーも全部あった」と話すように、船内は客室や、ダイニング、ラウンジ、バーなどが全て完全に再現されているという見事な完成度。

姪のロザリーがマネージャーを務める歌手サロメ・オッタボーンを演じたソフィー・オコネドー「居心地が悪いほど豪華」、ポアロの友人ブークの過保護な母親ユーフェミアを演じたアネット・ベニング「見事の一言ね」と感銘を受けていた。危険な香りが漂う殺人事件の舞台“カルナック号”にもぜひ注目したい。

ナイル殺人事件
ナイル殺人事件
ナイル殺人事件

本作では、莫大な資産を相続したリネットが夫サイモンとの新婚旅行中にクルーズ船内で起きた連続殺人事件が描かれている。第一の被害者は、美貌と巨万の富から多くの意味で人目を惹く存在のリネット。クルーズ船という“密室”で起きた事件の容疑者は、リネットの結婚を祝うために集まった[乗客全員]だ。一番疑わしいのは、リネットの親友でありサイモンの元婚約者ジャクリーンだが、彼女には完全なアリバイがあった…。

ナイル川を往く豪華客船内で起こる殺人事件、そして次第に浮き彫りとなるそれぞれの思惑と複雑に絡み合う人間関係…。ドラマチックな豪華ミステリー・クルーズが繰り広げられる『ナイル殺人事件』は全国の映画館にて大ヒット上映中。

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