藤原竜也・松山ケンイチW主演映画『ノイズ』の公開初日が2022年1月28日(金)となることが明らかになり、特報映像・初ビジュアルが解禁された。
原作は、「予告犯」「マンホール」やフランスでACBD賞、国内では文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞している「有害都市」などを手掛け、日本のみならずヨーロッパでも絶大な人気を誇る筒井哲也が2017年から2020年まで集英社「グランドジャンプ」で連載した全3巻のコミック。
海にぽつりと浮かぶ孤島“猪狩島”――過疎化に苦しむ島だったが、島の青年・泉圭太(藤原竜也)が生産を始めた“黒イチジク”が高く評価され、島には地方創生推進特別交付金5億円の支給がほぼ決まり、島民たちには復活という希望の兆しが見えていた。そんな平和な日常がある男の登場によって一変する。男の名前は、小御坂睦雄。圭太と彼の幼馴染の猟師・田辺純(松山ケンイチ)、新米警察官の守屋真一郎(神木隆之介)の3人は小御坂の不審な言動に違和感を覚え追い詰めていくが、その日の夕方、圭太の娘の失踪を機に誤って小御坂を殺してしまう。
島の未来、そして家族の未来を守るため、3人はこの殺人を隠すことを決意。しかし、小御坂の足取りを追って県警が大挙に押し寄せて静かな島は騒然とする――。なんと小御坂は元受刑者のサイコキラーだったのだ。圭太たちの殺人、警察の捜査、島民たちの結束、そして次々と増える第2、第3の死体…。果たして圭太たちはすべてを隠し通せるのか。凶悪犯が持ち込んだ一滴の悪意<ノイズ>が、染みのように徐々に広がっていき、平和な島を飲み込んでいく。そして、衝撃の結末が待ち受ける―。
今回解禁になった特報映像は、不気味な猪狩島の全貌から始まるが、なんと冒頭でいきなり圭太が人を殺してしまうという衝撃的な展開で幕をあける。「島も、俺も、終わりだよ」と苦悩する圭太に、真一郎は「全部、なかったことにしましょう」と言い、3人は困惑しながらも死体を隠すことを決意。
対照的に、島の復活に喜びの声を上げる島民の姿が交互に映し出され、島の未来を背負う圭太たちに重くのしかかるプレッシャーをうかがわせる。さらには、この殺人をきっかけにのどかだった猪狩島が一変。迫りくる県警、不穏な動きを見せる保守的な島民たち。果たして、3人の運命は――。
また、あわせて解禁されたティザービジュアルには、周囲を伺うような鋭い目線を向ける圭太、純、そして真一郎の背後には殺害されたサイコキラーの姿が。「殺した、埋めた、バレたら終わり。」のコピーと、そのソリッドな質感が相まってこの3人が殺人を隠しきることができるのか、緊迫感を漂わせる1枚となっている。
そして、今回の映像解禁とあわせて、サイコキラー・小御坂睦雄役を渡辺大知が務めることも解禁された。小御坂は、かつてのストーカー殺人を犯した元受刑者のサイコキラー。ある日突然猪狩島に訪れ、不穏な空気を漂わせながら圭太・純・真一郎の周りに静かに現れて圭太の娘に音もなく忍び寄っていく難しい役どころだ。なお、渡辺からはコメントも到着している。
予期せぬ殺人を隠ぺいする圭太、純そして真一郎の3人の共犯者の、ヒリヒリするほど痛々しい心情を、藤原、松山、神木の実力派俳優たちが圧倒的な演技力で表現、観る者の心を深く抉る映画『ノイズ』は2022年1月28日(金)公開。
小御坂睦雄役 渡辺大知 コメント
この映画は日常に起こり得る、人間同士の関係性が作る恐怖に焦点を当てた映画だと思います。
そして僕の役柄は登場人物たちの平穏な生活を揺さぶる、まさに「ノイズ」のような存在でした。
でも、そんな「ノイズ」の僕を、現場のスタッフ・キャストの方々はとても温かく迎え入れてくれました。
素敵な縁をいただき、感謝しています。
作品タイトル:『ノイズ』
出演:藤原竜也 松山ケンイチ 神木隆之介 渡辺大知
原作:筒井哲也「ノイズ【noise】」(集英社 ヤングジャンプ コミックス GJ刊)
監督:廣木隆一
脚本:片岡翔 音楽:大友良英 企画・プロデューサー:北島直明
製作・企画:日本テレビ放送網
制作:クレデウス
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト:noisemoviejp
公式Twitter:@noise_movie #映画ノイズ
コピーライト:(C)筒井哲也/集英社 (C)2022映画「ノイズ」製作委員会
2022年1月28日(金) 全国ロードショー
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