「クローズド・ノート」「検察側の罪人」の雫井脩介が執筆時、最も悩み苦しみ抜いたという、著者渾身のサスペンス小説「望み」。読者満足度は驚異の100%(ブクログ調べ)を記録し、累計発行部数は20万部超えのベストセラー小説が満を持して映画化。映画『望み』が10月9日(金)公開となる。
このたび、堤真一演じる建築家の父・石川一登と石田ゆり子演じる母・貴代美の長男・規士を演じた岡田健史の場面写真が解禁された。
人気者の高校1年生だった規士は、怪我でサッカー選手になる夢を閉ざされ、夜遊びをするようになる。そんな規士が姿を消したその日、彼の友人が殺害される。家族想いの心優しい少年に、いったい何があったのかー。
今回解禁された写真では、サッカーに真剣に打ち込む姿が披露され、また別の写真では、顔には殴られた痕があり、問題を抱えているような表情からは事件の前兆を予感させる。高校時代は野球部でキャッチャーとして活躍していた岡田が演じるサッカー少年の姿も本作の見逃せないポイントとなっている。
次々と話題作に起用され、今観客が最も観たい逸材、岡田に対して堤監督は「16~18歳の男の子の心理そのものをひじょうに的確に演じてくれました。親と対立しているからといって、心底拗ねてやさぐれているわけではなく、親が考える以上に他者に対する優しさや未来に対しての確信をもっている。そういう複雑なキャラをこの若さで演じきるとは今後が楽しみな俳優です。」と大絶賛。純粋だが芯の強さを感じさせる眼差しで、少年の心の深淵を演じ切った岡田にもご注目いただきたい。
イントロダクション
監督を務めるのは、映画のみならずドラマ・音楽・演劇様々な分野で幅広いジャンルを手掛けるエンターテイメントの旗手・堤幸彦。主演を務めるのは、これまで数々の映画賞を受賞し、『決算!忠臣蔵』『土竜の唄』シリーズ等痛快なコメディ作品からクラシカルな文芸大作の舞台もこなす、日本を代表する名優・堤真一。家族のメンバーには、石田ゆり子、岡田健史、清原果耶が集結。家族を取り巻く重要人物には、加藤雅也、市毛良枝、松田翔太、竜雷太ら豪華キャストが刺激的でサスペンスフルな演技合戦を繰り広げる。
― 愛する息子は殺人犯か、それとも被害者か ―
ストーリー
一級建築士の石川一登(いしかわかずと)とフリー校正者の妻・貴代美(きよみ)は、一登がデザインを手掛けた邸宅で、高一の息子・規士(ただし)と中三の娘・雅(みやび)と共に幸せに暮らしていた。規士は怪我でサッカー部を辞めて以来遊び仲間が増え、無断外泊が多くなっていた。受験を控えた雅は、志望校合格を目指し、毎日塾通いに励んでいた。冬休みのある晩、規士は家を出たきり帰らず、連絡すら途絶えてしまう。翌日、一登と貴代美が警察に通報すべきか心配していると、同級生が殺害されたというニュースが流れる。警察の調べによると、規士が事件へ関与している可能性が高いという。さらには、もう一人殺されているという噂が広がる。父、母、妹――それぞれの<望み>が交錯する。
作品タイトル:『望み』
出演:堤真一 石田ゆり子
岡田健史 清原果耶
加藤雅也 市毛良枝 松田翔太 竜雷太
監督:堤幸彦
原作:雫井脩介「望み」(角川文庫刊)
脚本:奥寺佐渡子
音楽:山内達哉
主題歌:森山直太朗「落日」(UNIVERSAL MUSIC)
配給:KADOKAWA
公式サイト:nozomi-movie.jp
公式Twitter:@nozomimovie #映画望み
コピーライト:(C)2020「望み」製作委員会
2020年10月9日(金)全国ロードショー
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