2020年、公開週韓国No.1を記録した『ノンストップ』が2月12日(金)より全国ロードショーとなる(配給:ファインフィルムズ)。
韓国初の機内ハイジャックアクションとして、ボーイング777の機内を完全再現した本作。美術監督は『スウィング・キッズ』にも参加、スケール感と懐かしさを同居させたセット作りに定評のあるパク・イルヒョン。アクション監督は『悪人伝』の緊張感溢れる攻防戦を生み出したチェ・ボンロク。
そして、最精鋭の超一流スパイとして名を馳せながら、現在は平凡な主婦として暮らす主人公ミヨンにオム・ジョンファ。デビュー当時から常に第一線を走り続けてきた彼女が、本作では本格アクションに挑戦。ソウルアクションスクールでの猛特訓を経て、アロハシャツやCAの制服、さらにジャージ姿で相手を即刻制圧する様は圧巻だ。
この度、数ある本編の超絶アクションシーンから解禁されたのは、1対1の「タイマンシーン」。飛行機がハイジャックされたと知り、かつての本能を目覚めさせたミヨン。エージェントに憧れる乗務員、ヒョンミン(ペ・ジョンナム)の協力を経て、CAの衣装に身を包む。
あたかも機内サービスを始めるかのようにカートを押して向かうカーテンの先には見張り役の男が。「どこに行く」という質問に笑顔で「ハワイよ」と行先を即答。カートを挟んで押し合うが、細い体にも似合わず力でも押し負けしない。銃を取り出す相手にもひるまず、銃の身を抜き、直接対決へと持ち込む。相手も負けずに受け身を取り、逆転の機会を狙うが、身の回りのあらゆるものが武器になる一流スパイ・ミヨンの前では赤子同前。帽子を取らせただけでも拍手ものと言わんばかりに、急所に、頭にサイダー缶を叩き込む。すっかり気を失った見張り役の男を尻目に、ナイフを仕込み次の座席へと向かう。
アクション監督を務めたチェ・ボンロクは、「韓国映画ではあまり見ることのできない飛行機内部の空間をうまく利用して動線を作り、シンプルでスピーディなアクションにデザインした」と本作のアクションの基本コンセプトを説明。ギャレーからビジネス席とエコノミー席、狭い化粧室、乗務員の休憩スペースなど、特殊な空間で起こるアクションだけでなく、カートやロープ、ナイフなど機内の小物を利用したアクションまで、飛行機という空間でしか活用できない装置を使って『ノンストップ』のためだけの新しいアクションを作り上げた。
本作を通じてアクションの魅力を知ったオム・ジョンファも「シナリオを受け取った時からウキウキしていた。完璧なアクションをお見せしたいという欲が出て一生懸命練習したし、練習もとても楽しかった」と明かし、アクションに対する情熱と自信を明かした。
地上1万メートルの超乱気流アクション!作戦開始!
ストーリー
揚げパン屋を営むミヨンとパソコン修理工のソクファン。慎ましくも幸せな生活を送っていたが、ある日景品でハワイ旅行に当選。人生初の海外旅行に浮かれていたが、搭乗した旅客機には北朝鮮からのテロリストが乗り合わせていた!
史上最悪の緊急事態に、これまで隠されていたミヨンの本能が目を覚ます―。同時に機内でミヨンを探していたソクファンも、その秘めた能力で旅客機を救おうとする。1万メートル上空の機内で繰り広げられるアクション×アクション!果たしてテロリスト達のハイジャックの目的とは?そしてミヨンたちは乗員・乗客を無事エアポートに着陸させることができるのか!?
作品タイトル:『ノンストップ』
出演:オム・ジョンファ『ミス・ワイフ』、パク・ソンウン『無頼漢 渇いた罪』、イ・サンユン『消された女』、ペ・ジョンナム『SP国家情報局:Mr.ZOO』、イ・ソンビン「クリミナル・マインド:KOREA」、キム・ナムギル『感染家族』
監督:イ・チョルハ『消された女』
アクション監督:チェ・ボンロク『MASTER マスター』
2020/韓国/カラー/韓国語/100分
原題:오케이 마담 英題:OK! MADAM
映倫:G
配給:ファインフィルムズ
公式サイト:finefilms.co.jp/okmadam/
公式Twitter:@okmadam0212
コピーライト:(C) 2020 OAL & Sanai Pictures Co., Ltd. All rights reserved
2021年2月12日(金)シネマート新宿、シネマート心斎橋他にてロードショー
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