ハリウッドの鬼才クエンティン・タランティーノ監督4年ぶりとなる最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が8月30日(金)日本公開となる。
そして、ついに7月26日(金)全米で公開され、過去タランティーノ作品最大オープニング成績となっていた2009年8月23日公開の『イングロリアス・バスターズ』の3807万ドルを更新し、4035万ドルの大ヒットとなり、タランティーノ史上最大のオープニング成績を飾った。
5月の第72回カンヌ映画祭でワールドプレミアとなった本作は、全米公開までの2か月間その全貌はヴェールに包まれていたが、ついに全米公開となり、多くのタランティーノファン、映画ファンが詰めかけた。
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の舞台は1969年のロサンゼルス。レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットという2大スターを初共演させ、二人の友情と絆を軸にハリウッド黄金時代の光と闇に迫った話題作だ。
本作のプロデューサーデヴィッド・ハイマン(『ハリー・ポッター』シリーズ、『ゼロ・グラビティ』)が「クエンティン作品の中でも極めてユニークかつ最も感情がこもった作品」というだけあって、タランティーノが、実際に自分が育った当時のハリウッド、そしていまや失われてしまったハリウッドを描き、5年の歳月を費やして脚本を執筆。
常日頃から「映画を10作撮ったら監督を引退する」と公言し、本作はタランティーノの「最後から2番目の監督作」とされていたが、本作完成後のキャンペーン中には「この作品で最後にする」とタランティーノ自身の口から発せられるほど、彼の映画人生を賭けた渾身の作品となっている。
また、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』はこの夏公開されるスタジオ作品の中で唯一のオリジナル脚本作品であり、シリーズ大作やリメイクがメインストリームである現在のハリウッドに対して、監督、脚本、製作を一手にこなすフィルムメイカー タランティーノが一矢報いる形のヒットであるともいる。
ストーリー
リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)は人気のピークを過ぎたTV俳優。映画スター転身を目指し焦る日々が続いていた。そんなリックを支えるクリフ・ブース(ブラッド・ピット)はスタントマンかつ親友でもある。目まぐるしく変化するハリウッドで生き抜くことに精神をすり減らしているリックとは対照的に、いつも自分らしさを失わないクリフ。パーフェクトな友情で結ばれた二人だったが、時代は大きな転換期を迎えようとしていた。そんなある日、リックの隣に時代の寵児ロマン・ポランスキー監督と新進の女優シャロン・テート(マーゴット・ロビー)夫妻が越してくる。今まさに最高の輝きを放つ2人。この明暗こそハリウッド。リックは再び俳優としての光明を求め、イタリアでマカロニ・ウエスタン映画に出演する決意をするが―。
そして、1969年8月9日―それぞれの人生を巻き込み映画史を塗り替える【事件】は起こる。
作品タイトル:『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
出演:レオナルド・ディカプリオ/ブラッド・ピット/マーゴット・ロビー/エミール・ハーシュ/マーガレット・クアリー/ティモシー・オリファント/ジュリア・バターズ/オースティン・バトラー/ダコタ・ファニング/ブルース・ダーン/マイク・モー/ルーク・ペリー/ダミアン・ルイス/アル・パチーノ
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公式サイト:http://www.onceinhollywood.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/SPEeiga
公式Facebook:https://www.facebook.com/SPEeiga/
8月30日(金) 全国ロードショー
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