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『異動辞令は音楽隊!』ニューヨーク・アジアン映画祭にてワールドプレミア上映決定!阿部寛&内田英治監督がNYで登壇へ

異動辞令は音楽隊!

映画『異動辞令は音楽隊!』(8月26日(金)全国公開)が、7月15日から7月31日に行われる20周年記念ニューヨーク・アジアン映画祭(NYAFF)にてワールドプレミア上映されることが決定した。世界で初お披露目の場となる本上映回には、主演の阿部寛と内田英治監督が登壇する。

内田監督がYouTubeで偶然目にした警察音楽隊のフラッシュモブ演奏の映像から着想を得たオリジナル脚本で描かれる本作で、阿部は犯罪捜査一筋30年の鬼刑事で、突然警察音楽隊へ異動辞令を命じられる成瀬司を演じる。

そんな本作は、NYAFFへの選出理由として「大砲のような刑事が警視庁のバンドのドラマーに転身するという斬新な前提は、娯楽性だけでなくペーソスにも富んでいて、強力なフックになっている。最も意地悪な警察犬のように吠えながらも、同情的で、観客に優しい救済を求める叫び声が印象に残る。日本のエンターテインメントのメインストリームに位置づけてよい、突出している映画だ」という高い評価を受け、上映に至った。

ワールドプレミアでの上映とニューヨークでの舞台挨拶について、阿部「私自身久しぶりのNYの地で、映画をご覧になるお客様の表情を直にみられると思うと楽しみでなりません。本作が日本のみならずすべての方に勇気と、活力、何歳になっても再起する力を与えてくれることを期待しています」と話し、内田監督「刺激的で、多くの名作を誕生させた街の、素晴らしい映画祭で『異動辞令は音楽隊!』が上映されることは大変光栄でございます」とコメントを寄せている。

異動辞令は音楽隊!
内田英治監督

さらに本映画祭にて、阿部はアジアで最も活躍する俳優に与えられる【スターアジア賞】を受賞予定。過去にイ・ビョンホンやカン・ドンウォン、ドニー・イェンら名だたる名優が称された本賞。日本人が選ばれるのは初となる。

阿部は30年にわたるキャリアのなかで日本映画のみならず、『チョコレート・ファイター』(08/タイ/プラッチャヤー・ピンゲーオ監督)、『空海-KU-KAI-』(18/中国/チェン・カイコー監督)、『夕霧花園』(19/マレーシア/トム・リン監督)など、海外のアジア作品でも活躍。様々なジャンルで発揮したその多才さが評価されスターアジア賞への受賞へと至った。

受賞について、阿部からは「本作にとって海外初のお披露目の場に監督と共に立ち会えること、さらには素晴らしい賞までいただける事、大変光栄に思います」と喜びを語っている。

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ニューヨーク・アジアン映画祭(New York Asian Film Festival)

ニューヨーク・アジアン映画祭は、2002年に創設されて以来、毎年2週間にわたりニューヨーク・マンハッタンで、ニューヨーク・アジアン映画ファウンデーションとFilm at Lincoln Center(リンカーン・センター映画協会)により共同開催されている。高い期待と評価を得ている、北米で最も人気のあるアジア映画の映画祭。

◆本年【20th New York Asian Film Festival】開催期間:2022年7月15日~7月31日
公式HP:https://www.nyaff.org

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