映画『弟は僕のヒーロー』アレッサンドロ・ガスマン、ロッシ・デ・パルマら豪華キャストが集結!場面写真が解禁

弟は僕のヒーロー

ダウン症の弟と兄が作った5分のYoutube動画から生まれた、ベストセラー小説の映画化作品『弟は僕のヒーロー』(2024年1月12日(金)公開)の場面写真が解禁された。

原作者のジャコモ・マッツァリオールの実話を元にした本作は、ジャコモ自身も脚本開発に参加し、ダウン症の子を持つ家族の葛藤や奮闘、喜びや困難もリアルに捉えている。一家の父親役には、イタリアを代表する人気俳優アレッサンドロ・ガスマンが好演。妻や子供たちを分け隔てなく愛し、時に感情を爆発させながらも家族の幸せを守ろうと奮闘する。母親役にはイザベラ・ラゴネーゼ。本作でダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞主演女優賞にノミネートされ、ますます活躍が注目されるイタリアの女優だ。さらに『パラレル・マザーズ』(21)など名匠ペドロ・アルモドバル監督作品の常連として活躍するスペインの女優、ロッシ・デ・パルマも叔母役として出演し、思春期を迎え、“自分の居場所探し”や恋に悩む子供たちを愛情深く包み込む。

解禁となった場面写真からは、イタリアの小さな村に住む兄ジャックとダウン症の弟ジョー、そしてその家族の驚きに満ちた日々を垣間見ることができる。やがて高校に進学しアリアンナという女の子に恋をしたジャックは、彼女や学校のみんなに弟の存在を隠そうと残酷な嘘をついてしまう。嘘を上塗りしていくジャックは、弟と家族を裏切るとんでもない事件を引き起こしてしまい——。

さらにイタリアでは現在までに25万部を超えるベストセラーとなっている本作の原作「弟は僕のヒーロー」の邦訳版が待望の文庫化。装画は単行本版に引き続き、「りんごかもしれない」「あるかしら書店」などでおなじみの絵本作家ヨシタケシンスケ。解説はデビュー作「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」で岸田家の泣き笑いの日々を綴り、作家として活躍中の岸田奈美が担当している。

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原作情報

「弟は僕のヒーロー」
著:ジャコモ・マッツァリオール
訳:関口英子
装画:ヨシタケシンスケ
発行:小学館文庫(12月6日発売)

弟は僕のヒーロー
【文庫本版】「弟は僕のヒーロー」書影
弟は僕のヒーロー
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弟は僕のヒーロー
弟は僕のヒーロー

ストーリー
5歳のジャックは初めてできた弟に大喜び、しかし両親から弟ジョーは「特別」な子だと聞かされる。ジョーがスーパーヒーローだと信じるジャックだが、やがて「特別」の意味を知り、思春期を迎えると弟の存在を隠すようになる。ある日、好きな子を前についてしまった嘘が、家族や友達、町全体を巻き込んで、やがて取り返しのつかない事件となり――。

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