圧倒的不利な状況下で、兵士たちは如何にして戦い抜いたのか―？
2009年10月3日アフガニスタンで、その基地はタリバンの精鋭部隊による総攻撃を受け、十数時間にも及ぶ過酷な戦闘が繰り広げられた。その一部始終を、生々しい人間模様と、ひりつくようなアクションで描き尽くす映画『アウトポスト』（3月12日（金）公開）の本編映像が公開となった。
この度解禁となったのは、圧倒的に数で勝るタリバン兵が本気の猛攻撃を仕掛ける瞬間を捉えた本編映像。現地の通訳が「村人が消えてタリバンが来た」としきりに叫んで回るも、“またかよ”と相手にしない米国兵たち。まさかとは思いつつも、双眼鏡を手に取った監視兵は、四方八方からぞくぞくと基地を目指して向かってくるタリバン兵の姿に驚愕する。しかし監視兵が気づいたときには時すでに遅く、ロケット弾が次々と撃ち込まれるなど、これまでとは比べ物にならない威力と数の銃弾を浴びせられる。さらにこの急襲は米国兵の睡眠時間を狙っていたのだ。
アフガニスタン紛争最悪の戦闘と言われ、十数時間にも及んだ「カムデシュの戦い」の幕開けが臨場感たっぷりに描かれている。
