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映画『シンプルな情熱』セルゲイ・ポルーニンのインタビュー動画が到着!「初めて訪問した外国が、日本の京都でした」

(c)Magali Bragard

ベストセラー恋愛小説の映画化作品『シンプルな情熱』(7月2日(金)公開)より、セルゲイ・ポルーニンによるインタビュー動画が到着した。

原作は、ノーベル文学賞にも候補に名を連ねるフランス現代文学の頂点、作家アニー・エルノーが1992年に発売した作品。自身の実体験が赤裸々に綴られ、日本でも時代をリードし続ける人気作家から熱く支持され、大反響を巻き起こした。

この度解禁されたインタビュー動画では、最初に映画のシナリオを読んだ時にどう思ったか聞かれ「とても興奮しました。主役を演じ、そしてバレエダンサー以外のことを求められていたからです。映画でダンサーとしての役以外の、役者の仕事ができると思っていなかった」と喜びを語った。

またレティシア・ドッシュとの濃厚なラブ・シーンが多かったが、撮影は大変だったかという質問には「クルーに囲まれて、照明が当たっている。さらに相手は今さっき会ったばかりの人で、容易ではないシーンがいくつもありました。僕の場合お酒が助けとなりました」と回答。

ダンスと演技、表現するうえでの違いや共通点に関しては、「一番の違いは、動きの大きさです。ダンスは広範囲に動きますが、演技では小さなステップを踏み、その時に考えていることがカメラに映ることもあります。小さなことが大きな意味をもちうるのです」とジェスチャーを交えながら語った。

また日本の好きなところについて聞かれると「ウクライナを離れて初めて訪問した外国が、日本の京都でした。日本は世界の中でもとてもユニークで、独自の世界を構築し、伝統や様式を守ってきました。ユニークな人々、伝統、芸術、映画、それらはすべてアーティストとして、私の糧になるものでした」と語っている。

『シンプルな情熱』は7月2日(金)よりBunkamura ル・シネマほか全国ロードショー。

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