映画『パスト ライブス/再会』が第96回米国アカデミー賞(R)で作品賞&脚本賞の主要2部門ノミネート!

パスト ライブス/再会

映画『パスト ライブス/再会』(4月5日(金)公開)が、第96回米国アカデミー賞(R)において作品賞、脚本賞と主要2部門でノミネートされた。

過去同賞では、2020年に『パラサイト 半地下の家族』が作品賞、監督賞を受賞し、昨年は『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』が作品賞、監督賞をはじめ5部門で受賞したことは記憶に新しいが、これらオスカー受賞作品の製作や配給に関わった米国A24と韓国CJ ENMが初の共同製作で贈るのが『パスト ライブス/再会』だ。新星・セリーヌ・ソン監督が自身の経験から着想を得たオリジナル脚本で作り上げた本作。日本時間3月11日(月)に発表される受賞発表に期待が高まる。

なお、本作は、賞レースの幕開けを飾るゴッサム賞での作品賞受賞をはじめ、ゴールデン・グローブ賞で作品賞(ドラマ部門)賞、非英語作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞(ドラマ部門)5部門へノミネート、第58回全米映画批評家協会賞で作品賞を受賞するなど、目の肥えた批評家たちからの熱烈な支持と更なる注目を集め、現在(1/23時点)、223の映画賞へノミネート、76受賞と賞レースを席巻している。

更に、IndieWire誌やHollywood Reporter誌、Rolling Stone誌など複数の海外メディアが<ベストムービー>に挙げ、毎年映画ファンが注目するオバマ元大統領のお気に入り映画にも選出されるなど、既に公開を迎えた各国では、共感と絶賛の嵐が巻き起こり、映画レビューサイト・ロッテントマト98%の高評価を獲得(※2023.10.3時点)、世界の映画祭でも高い評価を得ている。

本作は、ソウルで初めて恋をした幼なじみのふたりが、24年後の36歳、NYで再会する7日間を描くラブストーリー。主人公・ノラ役には、Netflixのドラマシリーズ「ロシアン・ドール」(19~)で注目され、声優として『スパイダーマン スパイダーバース』(19)にも参加、アジアンビューティーな魅力を活かしハイブランド・ロエベのモデルも務めるグレタ・リー。幼なじみのヘソン役には、ニューヨークとベルリンで俳優としてのキャリアを重ね、2009年よりソウルを拠点に活躍、「その恋、断固お断りします」(23/Netflix)などに出演し活躍の幅を広げる、ユ・テオが抜擢された。夫・アーサー役には、『キャロル』(15)や『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(15)などに出演、ケリー・ライカート監督『ファースト・カウ』(23)で主演を務めるジョン・マガロがキャスティングされ、存在感を放っている。

ストーリー
ソウルに暮らす12歳の少女ノラと少年ヘソン。ふたりはお互いに恋心を抱いていたが、ノラの海外移住により離れ離れになってしまう。12年後24歳になり、ニューヨークとソウルでそれぞれの人生を歩んでいたふたりは、オンラインで再会を果たし、お互いを想いながらもすれ違ってしまう。そして12年後の36歳、ノラは作家のアーサーと結婚していた。ヘソンはそのことを知りながらも、ノラに会うためにニューヨークを訪れる。24年ぶりにやっとめぐり逢えたふたりの再会の7日間。ふたりが選ぶ、運命とは――。

作品タイトル:『パスト ライブス/再会』
出演:グレタ・リー、ユ・テオ、ジョン・マガロ
監督/脚本:セリーヌ・ソン
2023年/アメリカ・韓国/カラー/ビスタ/5.1ch/英語、韓国語/字幕翻訳:松浦美奈/原題:Past Lives/106分/G
提供:ハピネットファントム・スタジオ、KDDI
配給:ハピネットファントム・スタジオ

公式サイト:https://happinet-phantom.com/pastlives
公式X:@pastlives_jp
コピーライト:Copyright 2022 (C) Twenty Years Rights LLC. All Rights Reserved

2024年4月5日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開

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