2019年サン・セバスティアン国際映画祭に正式出品され、その斬新な試みが話題となったフランス映画『PLAY』が邦題を、『PLAY 25年分のラストシーン』(配給:シンカ/アニモプロデュース)とし、6月5日(金)よりシネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開することが決定した。
1993年、パリ。両親からビデオカメラを贈られた13歳のマックスは、家族や友人たちとの日々を撮り始める。
25年後、撮りためた映像を振り返り、編集する。そこには、エマと初めて会った日のこと、いつも一緒だった仲間たち、そして彼のすべてが記録されていた。
素直になれず、大切なものを手放してしまったマックスは、新たに「映画」のラストシーンを準備する―。
1990年代から2010年代まで、25年にわたり撮り続けたホームビデオの映像をつないで振り返る手法で、当時の時代の空気感をリアルに再現。主演を務めるのは、人気コメディアン、マックス・ブーブリル。盟友アントニー・マルシアーノ監督のアイデアに惚れ込み、共同で脚本も手がけた。
あわせて解禁となったポスタービジュアルには、「青春を巻き戻せば、そこにはいつも君がいた。」というコピーが添えられ、1994年、2000年、2015年、その時々で主人公マックスを囲む仲間たちとの写真が並ぶ。
この4人の仲間がまるで本当に成長していくかのような違和感のないキャストたちも本作のみどころの一つ。製作陣がフランス全国を探し回り、10代、20代、30代それぞれを演じるキャストを9か月かけて選出したという。
「過去の映像をつなぐということは、単なる事実の羅列ではない。観る人が同じように25年間を追体験し、当時の自分に戻るような体験をしてほしかった」と監督は語っている。
ジャミロクワイの楽曲やフランスサッカーW杯といった1990年代の懐かしい出来事、21世紀へのカウントダウンなど、様々な出来事は今の時代を生きる我々にとっても共感度MAX!誰しも味わった経験があるだろう青春時代の“後悔”と向き合い、新たな一歩を「再生」する物語だ。
作品タイトル:『PLAY 25年分のラストシーン』
出演:マックス・ブーブリル、アリス・イザーズ『エル ELLE』、マリック・ジディ『ダゲレオタイプの女』、アルチュール・ペリエ、ノエミ・ルヴォウスキー『カミーユ、恋はふたたび』
監督:アントニー・マルシアーノ
脚本:アントニー・マルシアーノ、マックス・ブーブリル
2018年/フランス/ 108分/DCP/ビスタ/PG12/カラー/原題:PLAY
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
配給:シンカ/アニモプロデュース
コピーライト:(C)2018 CHAPTER 2 – MOONSHAKER II – MARS FILMS – FRANCE 2 CINEMA – CHEZ WAM – LES PRODUCTIONS DU CHAMP POIRIER
6月5日(金) シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開