あの名調子が復活!? ゆりやんレトリィバァが“伝説の映画解説者”淀川長治氏に扮して『哀れなるものたち』を解説!

哀れなるものたち

『女王陛下のお気に入り』のヨルゴス・ランティモス監督、エマ・ストーンが再集結して描く『哀れなるものたち』(1月26日(金)公開)の見どころを、ゆりやんレトリィバァが熱くナビゲートする特別動画が、YouTubeチャンネル「ゆりやんレトリィバァのシンプルライフ」にて公開された。

第80回ヴェネチア国際映画祭で最高賞の《金獅子賞》を受賞し、続くゴールデングローブ賞でも作品賞、主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)の主要2部門を受賞、さらに先日発表された第96回アカデミー賞(R)では、作品賞・主演女優賞など11部門にノミネートされた本作。

物語は、自ら命を絶った不幸な若き女性ベラが、天才外科医ゴッドウィン・バクスターの手によって奇跡的に蘇生することから始まる。純真無垢で自由奔放な、新たな人間として蘇ったベラは、“世界を自分の目で見たい”という強い欲望に導かれ、放蕩者の弁護士ダンカンの誘いに乗り、壮大な大陸横断の冒険の旅へ出る。やがて貪欲に世界を吸収していくベラは、平等と自由を知り、時代の偏見から解き放たれていく──。

芸人にとどまらず女優やラッパーなどマルチな活躍を見せているゆりやんは、本作試写で鑑賞し、深く感動した一人。今回公開された動画では、“ヨドチョーさん”などの呼び名で親しまれる伝説の映画評論家・淀川長治氏に扮して映画を紹介している。

YouTubeやTV番組でもたびたび淀川氏のモノマネを披露しているゆりやんは、大学時代、往復6時間の通学時間中、ずっと淀川氏の動画を観ながら、その解説を一言一句書き起こして練習するなど、長年淀川氏の映画解説をリスペクトし続けていた。今回の動画の解説内容もゆりやん本人が考えたもので、『哀れなるものたち』の本編に感動を覚えたゆりやんが、淀川氏ならどんな風に解説するのかを考えながら書き上げたという。

そんなゆりやん渾身の“ヨドチョウ節”解説は、「はい、みなさんこんばんは」から始まり、文字通り淀川氏が目の前に現れたかのような再現性。もちろん最後は淀川氏の代名詞でもある「さよなら、さよなら、さよなら」で締めくくられ、懐かしくも新しいスペシャルな映画解説動画となっている。

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ゆりやんレトリィバァ コメント(敬称略)

子供の頃日曜洋画劇場見ていて、多分無意識に淀川長治先生を拝見していました。大学生の時に授業で映画を見た時に、淀川先生の解説から始まったんですよ。それで、「そういえば昔見たことある」と思いました。淀川先生の喋り口調とか、言うてはることが、もう心に刺さりました。私も同じこと言いたいと思って、通学中動画を見て、一言一句、息遣いも書き起こして、読んで覚えた、というのが淀川先生のモノマネを始めたきっかけです。
今回の企画は、恐れ多い光栄なことで、ありがとうございました。芸人でない大学生の時に、ただ好きだからやりたいと思っていたら、このように映画の仕事としてさせていただけたのが夢のようです。淀川先生ならどんな雰囲気で、どんな言葉遣いで紹介されるのだろうと考えるのが楽しかったです

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