“Pretend”=フリをする、演じる― 映画のワンシーンのようにファンタジーの力を借りて、世界を変えようと抗うふたりの17歳を描いた映画『プリテンダーズ』が今週10月16日(土)より公開となる。このたび、観客の生の反響が詰まったスペシャル予告が解禁された。
「前にならえ」「空気を読め」を美徳とするニッポン社会に、ふたりの女子高生が物申す!引きこもりのひねくれ者・花梨と、花梨の唯一の理解者であり親友・風子、彼女たちの武器はSNSとアイディアのみ。プリテンダーズを結成し、型破りなドッキリを動画に収めSNSに投稿することで“世直し”を試みるのだが…。本作は、ふたりの女子高校生が巻き起こす、ブラックで痛快&ハートフルなのに前代未聞なシスターフッドムービー。現代社会の「生きづらさ」にもがく17歳が、社会に反抗しながら、成長していく姿が描かれる。
SNSにハマっていく主人公の危うい行動がどんどんエスカレートしていく「問題作」で、ドキュメンタリー手法に撮影された映像で紡がれる本作。鑑賞者の感想は賛否両論となっているようだ。
今回解禁されたスペシャル予告は、著書の「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」が80万部超えるベストセラーとなっている、ライターのブレイディみかこ氏から寄せられた「前にならえ、右にならえ。ならわされてばっかりだから自分も他者も見えなくなるんだろ。デッドエンドから掴みとった他者とともに自分を生きる道。でも単なるいい話じゃないので、しっかりシートベルトを締めてご覧ください。」という応援コメントからはじまる。
さらに、映画を鑑賞した観客からの「生きづらさ、それに抗う心の叫びが表現されているけど、その根底には他者への理解や愛情がある」といったコメントや、「私は花田花梨に共感できることが多くて感情移入できて楽しかったです」といったもの、演じているキャストの演技について「どこまでが現実でどこまでがお芝居なのか、境目がわからなくなった瞬間があった」というコメントや、「食らいました」「青春映画なんだけどそれだけじゃ終わらない」といった、豊かでさまざまな生の反響が収めらている。
主演の小野花梨、見上愛の演技にも注目の『プリテンダーズ』は、今週10月16日(土)渋谷ユーロスペースほかにて全国順次公開。
作品タイトル:『プリテンダーズ』
出演:小野花梨、見上愛、古舘寛治、奥野瑛太、吉村界人、柳ゆり菜、佐藤玲、加藤諒、浅香航大、村上虹郎、津田寛治、渡辺哲、銀粉蝶 他
監督・脚本・編集:熊坂出
音楽:YURI SHIBUICHI
主題歌:踊ってばかりの国「ghost」
制作プロダクション:テレビマンユニオン
配給:gaie
配給協力:Mou Pro.
公式サイト:pretenders-film.jp
公式Twitter:@pretenders_film
公式Instagram:@pretenders_film
コピーライト:(c)2021「プリテンダーズ」製作委員会
10月16日(土)渋谷ユーロスペースほかにて全国順次公開
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