『プリシラ』エルヴィスの色に染まっていくプリシラを捉えた本編映像&著名人コメント到着

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ソフィア・コッポラ監督最新作『プリシラ』(4月12日(金)公開)より、本編映像と各分野のエキスパートからのコメントが解禁となった。

本作は、エルヴィス・プレスリーと恋に落ちた少女プリシラがたどる魅惑と波乱の日々を、プリシラの視点で繊細に美しく描く物語。主演は、本作でベネチア国際映画祭最優秀女優賞に輝いたケイリー・スピーニー(『パシフィック・リム:アップライジング』)。一方、プリシラだけが知る、魅力的で華やかだが、傷つきやすく大人になりきれないスーパースター エルヴィスをジェイコブ・エロルディが演じている。

今回、解禁となったシーンは、プリシラが大邸宅グレースランドでエルヴィスと暮らすようになり、ライフスタイルもファッションも彼の望みどおりに変わっていく様子が垣間見られる場面。ドレスを選んだあと、エルヴィスはプリシラに「黒髪にして、アイメイクはもっと濃く」と伝える。プリシラは笑顔でうなずき、髪を黒に染め、カールし、高く盛ったヘアスタイル、濃いアイメイクを施し、可憐な少女が恋人の望むスタイルへと変身を遂げる。

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さらにこのシーンを印象的にみせるのが米ボルチモアのエレクトロニック・アーティスト、ダン・ディーコンの曲「The Crystal Cat」。ソフィア・コッポラ監督作品といえば、音楽も物語を彩る重要な要素だが、本作の音楽は、監督の夫トーマス・マーズのポップロックバンド、フェニックスが担当。このほかにも、プリシラのテーマ曲となったフランキー・アヴァロン「ヴィーナス」や、ラモーンズの「ベイビー・アイ・ラヴ・ユー」、スペクトラムなど、当時の曲や最新の音楽も使いながら、スタイリッシュな世界観を作り上げた。時代を反映し、プリシラの変化にも寄りそう劇中ファッションとヘアメイク、そして音楽にも注目だ。

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