英国サンデー・タイムズ紙の “伝説の記者” メリー・コルヴィンの半生を描いた映画『プライベート・ウォー』が9月13日(金)TOHOシネマズ シャンテほかにて全国ロードショーとなる。この度、本作のの場面写真が解禁となった。
戦場記者を天職と考え、黒い眼帯姿も特徴的な反逆精神溢れるメリーを全身全霊で演じるのは、オスカー候補にもなった『ゴーン・ガール』のロザムンド・パイク。本作の演技で第76回ゴールデングローブ賞(ドラマ部門)主演女優賞に見事ノミネートを果たし、彼女の代表作がまたひとつここに誕生した。
この度解禁する場面写真では、戦場記者メリー・コルヴィンの人物像が伝わってくるシーンの数々が切り取られている。他国の記者として唯一取材を許されていたリビア・アラブ共和国の最高指導者で独裁者として有名なカダフィ大佐に取材する様子や、戦場で車に手をくっつけるよう指示されながらも何かに鋭い視線を向けるシーン、タバコをふかしながら遠くを見つめる姿や授賞式で喝采を浴びている姿などだ。
また、身だしなみに強いこだわりを持っていたと言われるメリーは、戦場でも高級ブランドをまとい、高い下着を身に着け、しっかりと化粧をしていたと言われている。男性にかなりモテたようで、近衛兵を様々な人種の美女で固めていたカダフィ大佐に取材が許されていたのも、そういったことが一因になっていたのかもしれない。左目の視力を失い、PTSD(心的外傷後ストレス障害)で日常生活もままならない状況になっても尚、危険地帯の最前線で最も弱い声なき者たちに「あなたの話を聞かせて」と取材をやめず駆け回った伝説の戦場記者メリーの生き様を、ぜひ劇場で見届けたい。
ストーリー
英国サンデー・タイムズ紙の戦争特派員として活躍するアメリカ人ジャーナリスト、メリー・コルヴィン(ロザムンド・パイク)。2001年、ジャーナリスト入国禁止を無視してスリランカのバンニ地域に乗り込んだ彼女は、銃撃戦に巻き込まれて被弾。左目の視力を失ったメリーだったが、スリランカでの取材を評価され優秀外国人記者に輝いた「英国プレス賞」受賞式に印象的な黒い眼帯を付けて現れる。以降黒い眼帯は彼女のトレードマークとなった。“生きる伝説”と称えられ、戦場記者を天職と考えるメリー。最前線での体験はPTSD(心的外傷後ストレス障害)として彼女に襲い掛かるが、世間の人々の関心を世界の紛争地帯に向けさせたいという彼女の想いは、さらに強まっていく。2012年、シリア。過酷な状況で包囲されている28,000人の市民の現状を伝えるため、報道カメラマンのポール・コンロイ(ジェイミー・ドーナン)とともにホムス入りしていたメリー。砲弾の音が鳴り響く中、チャンネル4・BBC・CNNの英国公共放送全局が同時ライブ中継を行うという、彼女の記者人生において、もっとも危険で過酷なレポートが始まった――。
作品タイトル:『プライベート・ウォー』
出演:ロザムンド・パイク ジェイミー・ドーナン トム・ホランダー スタンリー・トゥッチ
監督・製作:マシュー・ハイネマン『カルテル・ランド』
脚本・製作:アラッシュ・アメル 製作:シャーリーズ・セロン
主題歌:アニー・レノックス「Requiem for A Private War」
2018年/イギリス・アメリカ/カラー/5.1ch/スコープサイズ/110分/英語
原題:A PRIVATE WAR
日本語字幕:松岡葉子 映倫区分:G
配給:ポニーキャニオン
公式サイト:privatewar.jp
コピーライト:(C)2018 APW Film, LLC. ALL RIGHTS RESERVED
9月13日(金)、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
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