『プロジェクト・サイレンス』制作秘話を明かすメイキング映像解禁 主要キャストや監督の集合写真も

現在公開中の韓国映画『プロジェクト・サイレンス』のメイキング映像と、主要キャスト・監督の集合写真が解禁された。

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第76回カンヌ国際映画祭ミッドナイトスクリーニング部門に正式出品され、韓国で初登場No.1に輝いた本作は、キム・テゴン監督が『新感染 ファイナル・エクスプレス』『パラサイト 半地下の家族』の制作陣、主演イ・ソンギュンらキャスト陣とのタッグで生み出した〈ブリッジ・パニック・スリラー〉。

解禁されたメイキング映像は「CG or Real」と題され、キム・テゴン監督とともに、CGスーパーバイザーのソン・ヨングと『パラサイト 半地下の家族』や『ただ悪より救いたまえ』『バーニング』『哭声/コクソン』などで高い評価を受けてきた撮影監督のホン・ギョンピョが、リアルに撮影したシーンとCGを活用したシーンについて、こだわりを明かしている。本作のキーポイントとなる軍事実験体は全てCGで表現されており、撮影現場では代わりに人が演技していたようだ。

生前にイ・ソンギュンはインタビューで「セットでは、目に見えない生き物がそこにいるかのように演じなければならなかったので難しかったです。俳優陣がイメージしていた生き物の姿がそれぞれ少し違っていたので、リアクションを統一するためにたくさん話し合いました」とCGを活用する撮影シーンの難しさについて語っていた。

そしてリアルに撮影された驚くべきシーンは、チョバクが火を吹く場面。キム・テゴン監督は元々CGで火を表現しようとしていたが、チュ・ジフン自らリアルな撮影を望み、監督も驚くような演技をやり遂げてみせた。「スタッフ、俳優たち全員が拍手を送りました」という“ドラゴン(?)チョバク”シーンに注目だ。

あわせて解禁された、イ・ソンギュン、チュ・ジフン、キム・ヒウォンら主要キャストとキム・テゴン監督の集合写真は、和やかな撮影現場だったことをうかがわせる。

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ストーリー
360°海に囲まれた空港大橋―。国家安保室の行政官ジョンウォンは、留学に旅立つ娘を空港へ送る途中、濃霧の橋上で激しい玉突き事故に巻き込まれてしまう。タンカーの横転で有毒ガスが蔓延し、電波の喪失で通信障害が発生、さらには救助のヘリコプターさえ墜落してしまった。爆発で崩壊の危機にさらされた橋の上に取り残された生存者は116人。そして、全方位逃げ場のない絶望的状況の中、移送中の軍事実験体<エコー>の脱走が判明する。一寸先も見えぬ霧闇の中、生存者全員が、いまや制御不能となった<エコー>の標的となっていた―
地獄絵図と化した橋で、“最悪”の連鎖が人々を襲う。ジョンウォンたちは、愛する人を守り抜き、この橋を生きて脱出できるのか?そして、国家の機密計画「プロジェクト・サイレンス」とは?

『プロジェクト・サイレンス』
出演:イ・ソンギュン『パラサイト 半地下の家族』「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」​、チュ・ジフン『神と共に』「キングダム」、キム・ヒウォン『声/姿なき犯罪者』「ミセン」​
監督・脚本:キム・テゴン『グッバイ・シングル』
共同脚本:パク・ジュソク『新感染』シリーズ脚本、キム・ヨンファ『神と共に』監督/脚本
撮影:ホン・ギョンピョ『パラサイト 半地下の家族』『哭声/コクソン』
2024年/韓国/96分/シネマスコープ/5.1ch/字幕翻訳:福留友子
原題:탈출: 프로젝트 사일런스/英題:PROJECT SILENCE/G
配給:ハピネットファントム・スタジオ/ショウゲート
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公式サイト:projectsilence.jp
公式X:@ps_movie0228

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