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『くるりのえいが』本予告・メインビジュアル解禁!オリジナルメンバー 岸田繁、佐藤征史、森信行からのコメントも

くるりのえいが

くるり初となるドキュメンタリー映画『くるりのえいが』(10月13日(金)より全国劇場3週間限定公開&デジタル配信開始)の本予告・メインビジュアルが解禁された。

1996年、立命館大学の音楽サークル“ロック・コミューン”に所属していた岸田繁佐藤征史森信行により結成されたくるり。本作は、当時のメンバーが伊豆に集まりアルバムを制作した過程を追いかけた1本だ。

今回解禁されたのは、伊豆のスタジオ前に久しぶりそろったオリジナルメンバーを捉えたメインビジュアル。本作ではくるりの曲がどのように生み出されていくのか、普段は見ることができない音楽制作現場、コピーにある「スタジオという小宇宙で未知の音を探す旅」を観客は共にすることができる。メインビジュアルの写真は佐内正史が撮影し、服部一成がデザインを手掛けた。

「“くるり”が“くるり”になるための曲を今回作る」という岸田の一言から始まる予告編には、伊豆スタジオでアルバム制作に取り組む様子が映し出され、時折メンバーのインタビューやオリジナルメンバーで活動していた当時の懐かしい映像が差し込まれる。スタジオという小宇宙で、時に一本のマイクに集まったり、ピアノを前に3人で音を探したりと夏休みにみんなで冒険しているかのよう。京都でのライブシーンも必見だ。

また最後には6月に配信リリースしたばかりの新曲であり、主題歌の「In Your Life」が流れる。3人が作り出す絶妙な雰囲気のなか、新アルバム誕生に密着したドキュメントに、ファンのみならず音楽好きの期待が高まる予告編となっている。

さらに今回、岸田、佐藤、森からのコメントも到着
岸田は「長きにわたり随分と遠くまで旅を続けていた。(中略)思い返す限り、この3人で音楽を作っているとき、私は退屈な思いをしたことがない」と胸中を明かし、佐藤は「くるりとはどういうバンドなのか、曲作り、レコーディングを経て、たくさんの事を知っていただけると思います」と映画への期待を寄せ、は「曲が生まれる瞬間から徐々に構築して完成していく過程は、この三人でしか得られない不思議な喜びに満ち溢れていました」と制作時の思いを寄せた。

なお、劇中で制作した14枚目となるオリジナルアルバムは10月4日(水)発売、10月8日(日)、9日(月・祝)には「京都音楽博覧会2023」開催、本作の公開は10月13日(金)と、10月はくるり尽くしの期間となる。

目次

コメント(敬称略)

■ 岸田繁
くるり結成後数年、志半ば。オリジナル・メンバーである森信行と袂を分かつことになったのは2003年頃。その後現在に至るまで、くるりは長い時間をかけてそのスタンスを変えていくことになる。

長きにわたり随分と遠くまで旅を続けていた。

直感を頼りに引き寄せられた伊豆スタジオ。私たちにとって最高の環境だった。

大人になって随分経つ私たちは、お互いの才覚や意思をきめ細やかにフックアップしていけるようになったような気もするし、相変わらず人間として全く噛み合わない部分も少なくない。家族とも恋人とも、仕事仲間や友人とも違う、不思議な集合体。謎の結晶。それが私にとってのくるりだ。予定調和という名の「退屈」はこのバンドには全く似合わない。

思い返す限り、この3人で音楽を作っているとき、私は退屈な思いをしたことがない。今も相変わらず、変人の集まりでしかない。お互いそう思っていることだろう。

この会話もままならない3人は、音楽を通してコミュニケーションを取っているかのようにみえて、超自然体であるお互いとの距離の取り方がとにかく絶妙なのである。

■ 佐藤征史
伊豆スタジオには窓がある!
そんな単純な理由でこの映画の舞台は決まりました。天気の変化や、時間の経過がわからない場所で煮詰まるのがほんとに嫌いなんです。
そう、バンドのドキュメンタリーといえば、メンバー同士のあれこれやどれそれを期待されているかも知れません。しかしこの映画はくるりのオリジナルメンバー3人が集まり、楽曲がいかに生まれ、どう成長し、みなさまの元に届くかを追ったドキュメンタリーです。
くるりとはどういうバンドなのか、曲作り、レコーディングを経て、たくさんの事を知っていただけると思います。そして、くるりを好きになっても、嫌いになっても、この映画で生まれた音楽がみなさまの特別な一曲になってくれれば幸せです。

■ 森信行
くるりを脱退してから、ライブ、レコーディングは何度か一緒にやってましたが、新しい曲のレコーディングをしたことは一度もありませんでした。
そんな日がくるといいなぁとぼんやり思っていましたが、まさか一緒にレコーディングのドキュメント映画を撮ることになるとは!
正直戸惑いや不安もありましたが、いざ始めてみると、とても刺激的で楽しい毎日でした。
曲が生まれる瞬間から徐々に構築して完成していく過程は、この三人でしか得られない不思議な喜びに満ち溢れていました。
20年ぶりに三人の直感で紡いだ音が、みなさんにどう響くのか本当に楽しみです!

くるり音楽情報

オリジナルアルバム情報
2023年10月4日(水)発売
くるり 14thAlbum『感覚は道標』
生産限定盤(CD+Tシャツ)品番:VIZL-2226 価格:6,900円(税込)
通常盤(CD)品番:VICL-65873 価格:3,400円(税込)
特設サイト:https://www.jvcmusic.co.jp/quruli14thalbum/
「In Your Life」配信中:https://jvcmusic.lnk.to/qrl_Inyourlife

[京都音博情報]
公演:京都音楽博覧会2023 in 梅小路公園
公演日:2023年10月8日(日) 9日(祝・月) 開場10:00 / 開演:12:00
会場:京都梅小路公園 芝生広場(京都府京都市下京区観喜寺町56-3)
出演者
DAY1:マカロニえんぴつ/中村佳穂/羊文学/ハナレグミ/槇原敬之/くるり
DAY2:Saucy Dog/坂本真綾/sumika/角野隼斗/Tigran Hamasyan “StandArt”/秦 基博/くるり
問い合わせ:キョードーインフォメーション TEL:0570-200-888(平日・土曜 11:00~18:00)
オフィシャルサイト:https://kyotoonpaku.net/2023/

<チケット情報>
前売り \11,000(音博シート付)/ 当日 \13,000(音博シート付)
学生チケット:前売り \8,500(音博シート付)/ 当日 \9,500(音博シート付)
2日間通しチケット \19,000(音博シート付)/ 2日間通し学生チケット \15,000(音博シート付)https://junjoumusuko.com/

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