『キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱』(10月14日(金)公開)より、主役のマリ・キュリーを演じたロザムンド・パイクのインタビュー映像が解禁された。
その名を誰もが一度は聞いたことがある歴史上の偉人、キュリー夫人。1903年にノーベル物理学賞、1911年に同科学賞を受賞し、これは人類史上初の快挙で、現在も同賞を2度受賞した事のある唯一の女性である。
『ゴーン・ガール』『パーフェクト・ケア』のゴールデングローブ賞女優であるロザムンド・パイクが主演を務め、『ペルセポリス』のマルジャン・サトラピが監督を務めた伝記ドラマだ。
今回解禁されたインタビュー映像は、主演のロザムンド・パイクが、自身が演じたマリ・キュリーについて「今まで演じた役の中でも特に印象的」と答える場面から始まる。ロザムンドは役づくりのために科学に関する講義を受け、役柄を自分のものにしたという。また「科学用語を口にする時に、マリの考えを根本から理解してる必要があった」と語り、台詞が無い場合でも同様に「無言で実験してる時、マリは何を考えてるのか、理解するのが女優の仕事よ」と語っている。
キュリー夫妻の恋愛についての質問に対しては、「その関係性をうらやましく思う部分もある」と素直な気持ちを述べ、波乱万丈である2人の物語には胸を打たれたようだ。ロザムンド曰く、二人は魂の僧侶と言える関係性で、「2人は出会い、共に研究する運命だと」と答えている。
夫のピエール役については、「マリの完成度はピエール役に懸かってた」と言い、オーディション会場でサム・ライリ―と出会った際に、「私の中のマリが反応したの。彼こそがピエールだ」と運命の出会いだった事を語ってくれた。夫婦役の2人の名優同士の競演も作品のクオリティの高さを表現していることは間違いない。
ストーリー
19世紀、パリ。ポーランド出身の若き女性研究者マリ・スクウォドフスカは、ソルボンヌ大学から性差別を受け、ろくに研究の機会を与えられないでいた。そんな中、同僚の科学者ピエール・キュリーと運命的な出会いを果たした彼女は、結婚してキュリー夫人となる。彼の支援で研究に没頭した彼女は、ラジウムとポロニウムという新しい元素を発見したことから夫婦でノーベル賞を受賞する。科学界を席巻するが、ふたりの幸せは長続きせず、夫は不慮の事故死を遂げてしまう──。さらに、彼女が発見したラジウムは癌細胞の治療に役立つ一方、核兵器としても利用されるようになり、彼女の苦悩は深まっていくのだった。
作品タイトル:『キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱』
出演:ロザムンド・パイク、サム・ライリー、アナイリン・バーナード、アニャ・テイラー=ジョイ
監督:マルジャン・サトラピ
脚本:ジャック・ソーン
製作:ティム・ビーヴァン
2019年|イギリス|英語|110分|カラー|ビスタ|5.1ch|原題:RADIOACTIVE|字幕翻訳:櫻田美樹|G
提供:木下グループ
配給:キノフィルムズ
公式サイト:https://movie.kinocinema.jp/works/radioactive
コピーライト:(C) 2019 STUDIOCANAL S.A.S AND AMAZON CONTENT SERVICES LLC
10月14日(金)より kino cinema横浜みなとみらい他 全国順次公開
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