『ゴーン・ガール』『パーフェクト・ケア』のロザムンド・パンクが主演を務め、『ペルセポリス』のマルジャン・サトラピが監督を務めた『キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱』(10月14日(金)公開)の本編映像と、著名人からの推薦コメントが解禁された。
人類史上初ノーベル賞を2度受賞した天才科学者キュリー夫人の知られざる激動の半生を描く本作。今回解禁された本編映像は主人公のマリ・スクウォドフスカがダンスショーで、将来的に夫となるピエール・キュリーに対し、「所在なさそうに見えたから」と声を掛けるシーンから始まる。自分の名前を憶えていたピエールに対し、「なぜ私の名を?」と不思議に思うマリ。美しい“炎のダンス”の演技を二人で観ながら、ピエールは名前を知っている理由を学者らしく理路整然と語り始める。
また今回、Youtuberのゆきりぬや、フリーアナウンサーの磯貝初奈、コラムニストの山崎まどか、映画・音楽パーソナリティの奥浜レイラから寄せられたコメントは以下の通り。
推薦コメント一覧(※敬称略・五十音順)
磯貝初奈(フリーアナウンサー)
キュリー夫人の才能を真っ直ぐに尊敬し、その包容力で全てを受け入れていた夫ピエールの温かさが眩しいです。
偉大な研究の影の部分には胸が詰まりましたが、光を享受している以上、影を直視することも不可欠だと改めて実感しました。
奥浜レイラ(映画・音楽パーソナリティ)
ロザムンド・パイクは近年、演じるべき役柄を意識的に選び世に問う。ないことにされがちな女性の才能、汚れたものとして秘されがちな野心や欲望を肯定し「こうであってほしい」と望まれる画一的な女性像を壊す。演じることで社会を前進させる逞しさ。今作も目が離せなかった。
山崎まどか(コラムニスト)
偉人伝に登場する「キュリー夫人」像を解体するような、ベル・エポックのパリに生きる女性としてのマリー・キュリーの物語が新鮮!彼女の信念は闇を照らす光になり、自分や他人を傷つける災いにもなる。ロザムンド・パイクはそんな情熱的で厄介な女を演じさせると、これ以上ないほど輝く。
ゆきりぬ(Youtuber)
同じ理系の女性として、この作品に出会えてよかった。
キュリー夫人の男性社会に生きる女性として葛藤する姿がリアルで印象的だった。
現代社会でキャリアや結婚、出産に悩める女性たちにとって非常に勇気を与えてくれると思う。
ストーリー
19世紀、パリ。ポーランド出身の若き女性研究者マリ・スクウォドフスカは、ソルボンヌ大学から性差別を受け、ろくに研究の機会を与えられないでいた。そんな中、同僚の科学者ピエール・キュリーと運命的な出会いを果たした彼女は、結婚してキュリー夫人となる。彼の支援で研究に没頭した彼女は、ラジウムとポロニウムという新しい元素を発見したことから夫婦でノーベル賞を受賞する。科学界を席巻するが、ふたりの幸せは長続きせず、夫は不慮の事故死を遂げてしまう──。さらに、彼女が発見したラジウムは癌細胞の治療に役立つ一方、核兵器としても利用されるようになり、彼女の苦悩は深まっていくのだった。
作品タイトル:『キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱』
出演:ロザムンド・パイク、サム・ライリー、アナイリン・バーナード、アニャ・テイラー=ジョイ
監督:マルジャン・サトラピ
脚本:ジャック・ソーン
製作:ティム・ビーヴァン
2019年|イギリス|英語|110分|カラー|ビスタ|5.1ch|原題:RADIOACTIVE|字幕翻訳:櫻田美樹|G
提供:木下グループ
配給:キノフィルムズ
公式サイト:https://movie.kinocinema.jp/works/radioactive
コピーライト:(C) 2019 STUDIOCANAL S.A.S AND AMAZON CONTENT SERVICES LLC
10月14日(金)より kino cinema横浜みなとみらい他 全国順次公開
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