映画『レイブンズ』本編スチール到着 マーク・ギル監督自ら撮影した、浅野忠信、瀧内公美を捉えた特写も

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『レイブンズ』本編スチール
(c) Vestapol, Ark Entertainment, Minded Factory, Katsize Films, The Y House Films

仏日西白合作映画『レイブンズ』の本編スチールと、主演の浅野忠信、共演の瀧内公美を捉えた特写が到着した。

浅野が演じたのは、伝説の天才写真家、深瀬昌久。カラスを執拗に撮り続けた代表作「鴉」(英:「Ravens」)は世界の写真史にその名を刻み、世界的にも高い評価を受け続けている。

深瀬は、天賦の才の一方で、心を閉ざし、闇を抱えていた。それは異形の<鴉の化身>として現れ、芸術家への道を容赦なく説く。それぞれの芸術と愛を追い求める深瀬と最愛の妻である洋子との、50年にわたる複雑かつ普遍的なダークファンタジー・ラブストーリー。

洋子役は、本作で海外合作映画初挑戦の瀧内公美。写真家である深瀬の被写体にとどまらず、夫を闇落ちから守る、パワフルな存在感を体現する。

監督、脚本は『イングランド・イズ・マイン モリッシー、はじまりの物語』のマーク・ギル。1950年代の北海道、70年代のNY、2010年代東京まで、稀代のアーティスト、深瀬昌久の78年にわたる波乱万丈の人生を、実話とフィクションを織り交ぜて大胆に描いた。

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『レイブンズ』本編スチール
(c) Vestapol, Ark Entertainment, Minded Factory, Katsize Films, The Y House Films

本編スチールのほか、元フォトグラファーでもあるギル監督が、深瀬昌久の名作「屠」シリーズ(※)にインスパイアされ撮影した浅野、瀧内の特写が到着。また、ギル監督、浅野、瀧内からのコメントも届いた。
※「屠」シリーズとは?
日曜日の屠殺場で、唇を白く塗り、黒いマントを着せられた洋子を被写体にして撮ったモノクロームの写真群

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マーク・ギル監督による特写
(c) Mark Gill 2024
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マーク・ギル監督による特写
(c) Mark Gill 2024
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マーク・ギル監督による特写
(c) Mark Gill 2024
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深瀬昌久作品
「深瀬昌久と洋子、1960年代前半」
(c) 深瀬昌久アーカイブス
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深瀬昌久作品
作品タイトル:深瀬昌久「無題」(シリーズ『洋子:窓から』より)1973年
(c) 深瀬昌久アーカイブス

コメント(敬称略)

マーク・ギル監督
浅野は深瀬を完璧に作り上げています。役に対するコミットメントや彼の知性と誠実さは恐るべきものですし彼は最高の相棒です。彼は私の脚本を想像もしていなかった高みに引き上げてくれたし深瀬に繊細さをもたらしてくれました。本当に深みのある深瀬になりました。彼の仕事ぶりを愛しています。浅野は人間としても素晴らしい人です。
2022年のロケハン時に公美と会って彼女のひととなりが分かりました。それはとても有意義でした。彼女は女優の仕事にひたむきであり、とても頭のよい女性です。公美の演技が大好きです。彼女はスクリーンに光を与えてくれます。
まず日本の観客のことを思ってこの映画を作ったつもりです。そして、それが世界中の観客にもアピールできるものであれば幸せだと。

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マーク・ギル監督
(c) Mark Gill 2024

浅野忠信
素直に深瀬昌久さんを演じようと思いました。台本に描かれている事がとても魅力的だったので、それを感じたままに演じることを心がけました。恵比寿でちょうど深瀬さんの写真展がやっていたので見に行きました。どうして日本ではあまり有名じゃないのかが不思議なくらい素晴らしい写真ばかりでしたし、探究心なのか?直感でそこにあるものの魅力を見つけるのが上手いのか?なぜなのかわからないですが、そこにある圧倒的な魅力を写真に収められるのが凄いなと思いました。1人の時間を過ごすのが上手そうな方だなと思いました。

瀧内公美
洋子さんはクレイジーな面があると聞いていましたが、私は脚本を読む限りそういう風には思いませんでした。ハイテンションな部分があったとしても奇抜なことをしない、そういうことを最初は大事にしていました。
浅野さんとお芝居している時に、脚本に監督の狙いが書いてあったとしても、浅野さんはそれを敢えて外し、アプローチを変えていると感じたことがあり、ああ、私はそれに生々しく反応していけばいいんだと思いました。自分で洋子像を作っていましたが、それを削ぎ落としていく作業に変わっていき、目の前で生きる深瀬とどう対峙するのかを常に大事にしました。今日はどんな深瀬さんと出会えるのか、わたしの毎日の楽しみでした。

『レイブンズ』
出演:浅野忠信、瀧内久美
監督/脚本:マーク・ギル
製作:VESTAPOL/ARK ENTERTAINMENT/MINDED FACTORY/THE Y HOUSE FIILMS
製作協力:TOWNHOUSE MEDIA FILMWORKS
撮影:フェルナンド・ルイス
音楽:テオフィル・ムッソーニ
2024年/フランス、日本、ベルギー、スペイン/日本語、英語/116分/カラー/2.35:1/5.1ch
原題:RAVENS/日本語字幕:先崎進
配給:アークエンタテインメント
(C)Vestapol, Ark Entertainment, Minded Factory, The Y House Films

公式サイト:www.ravens-movie.com
公式X:@RAVENS_movie_JP
公式Instagram:ravens__movie_jp

2025年3月よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館、ユーロスペースほか全国ロードショー

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