アカデミー賞(R)ノミネートのジェシー・アイゼンバーグが監督・脚本・製作・主演を務め、第40回サンダンス映画祭でウォルド・ソルト脚本賞を受賞した映画『A Real Pain』が、『リアル・ペイン～心の旅～』の邦題で2025年に日本公開となることが決定した。
ニューヨークに住むユダヤ人のデヴィッド（ジェシー・アイゼンバーグ）とベンジーは（キーラン・カルキン）は、亡くなった最愛の祖母の遺言で、ポーランドのアウシュビッツまでのツアー旅行に参加する。従兄弟同士でありながら正反対の性格な二人は、時に騒動を起こしながらも、ツアーに参加したユニークな人々との交流、そして祖母に縁あるポーランドの地を巡る中で、40代を迎えた彼ら自身の“生きるシンドさ”に向き合う力を得ていく。
監督、脚本、製作、主演の4役を務めるジェシー・アイゼンバーグは、デヴィッド・フィンチャー監督作『ソーシャル・ネットワーク』の主演でブレイクし、『僕らの世界が交わるまで』での監督デビューも記憶に新しい。監督・脚本2作品目にして、サンダンス映画祭後の映画評でもRotten Tomatoesで91%freshを獲得した本作は、アカデミー賞(R)でも注目の存在となっている。
ジェシーの従兄弟役で、ユーモラスでありながらも存在感を発揮しているのは、今年1月、TVシリーズ「メディア王～華麗なる一族～」でゴールデン・グローブ賞とエミー賞で主演男優賞をW受賞したキーラン・カルキン。本作でのアカデミー賞(R)ノミネートにも期待がかかる。
さらに、Netflixドラマ「Giri/Haji」で英国アカデミー賞テレビ部門助演男優賞を受賞したウィル・シャープ、『ダーティ・ダンシング』『フェリスはある朝突然に』で知られるジェニファー・グレイなど、新旧の才能が結集した。
ジェシー・アイゼンバーグの才能とセンスを感じさせ、笑いと涙が同時に迫ってくる、まさに30周年を迎えるサーチライト・ピクチャーズならではの作品と言えそうだ。
『リアル・ペイン～心の旅～』
出演：ジェシー・アイゼンバーグ、キーラン・カルキン、ウィル・シャープ、ジェニファー・グレイ
監督・脚本：ジェシー・アイゼンバーグ
原題：A REAL PAIN
北米公開：2024年11月1日
配給：ウォルト・ディズニー・ジャパン
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公式サイト：https://searchlightpictures.jp
2025年 日本公開