『美女と野獣』で大きな話題を呼んだダン・スティーヴンスと、新進気鋭の映像クリエイター・ティムスミットがタッグを組み、最新鋭FPS映像で描く、映像ドラマ体感型SFクライシスムービー『リディヴァイダー』が、新宿シネマカリテほかにて6月9日(土)より公開となる。
現実世界を<客観視点>、複製世界(エコーワールド)を主人公の<一人称視点>(FPS)と撮影手法の違う映像を交互に挟み、二つの世界を行き来する全く新しいスタイルで展開する本作。
一人称視点で描かれるエコーワールドでは、主人公のステイタス表示が画面に現れ、よりアトラクションゲーム感覚を感じる仕掛けも随所に入るほか、空から電車が落ちてきたり次々と襲いかかるドローンなど迫力のシーンもあり、公開へ向け作品への期待が高まっている。
本作を見た各界著名人より続々とコメントが到着。近未来映画と言ったらこの監督、『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』の押井守監督、SF映画といったらこの方、映画評論家の中子真治さん、でんぱ組.incでのキャッチフレーズは「歌って踊れるゲーマーアイドル」古川未鈴さん、フリーライターでありパーソナリティ、『シン・ゴジラ』にも出演する俳優であったり、ゲーム、アニメにも精通するマフィア梶田さん、世界を制したプロ格闘ゲーマーのももちさん、メジャー作品からB級映画まで幅広い見識をもち、特にB級映画をこよなく愛すバカデミー協会会長の映画コメンテーター有村昆さんとジャンルにとらわれず幅ひろい業種の方々が絶賛している。
コメント一覧
―押井守(映画監督)
鉛色の空から列車や船が落下する。
奇妙な終末感と静謐な空気に包まれた<もうひとつの地球>。
ヒーローも巨大ロボも登場しない
これがSF映画のもうひとつの魅力です。
―中子真治(映画評論家)
もうひとつの地球(エコー・ワールド)を舞台にした
1969年の英国製SF映画『決死圏SOS宇宙船』を思い出した。
よく出来たSF映画とは、荒唐無稽なお話を巧みな理屈とビジュアルで
とことん騙してくれるものだと教えてくれた傑作。という意味では、映画
『リディバイダー』も怜悧な嘘つきであり、絵責めもひときわ強引で、
ねじ伏せられる人も少なくないだろう。
―古川未鈴(アイドル・でんぱ組.inc)
ユーザーインターフェースがかっこよくてたまらない!
近未来系FPSをプレイしているみたい!
なんとなくウィルはゲーム中に落ちている「オーディオログ」を
記録してるんだな、と勝手に想像したり。
メディキットらしきものを使うときは、まぁ現実はこれくらい時間が
かかるんだなぁとちょっと笑っちゃいました。
―有村昆(映画コメンテーター)
圧倒的な没入感!!
映画の世界に入り込むとはまさにこの事!!
FPSのゲーム好きはもちろん、このアイデアにやられた。
―マフィア梶田(フリー“なんでも”ライター・タレント)
主観と客観。ふたつの視点で没入するのは、“選択”を迫られた男の物語。
それは主人公の選択であり、“あなた”の選択でもあるだろう
―ももち(プロゲーマー)
あっという間の91分。客観視点で「映画」として楽しみ、
FPS視点で「ゲーム」をプレイしているかのような楽しさが体験できる、
1つで2度美味しい作品。
要所にちりばめられたゲームっぽい要素が心を躍らせてくれるので、
ぜひ皆さんにも体験して頂きたいです。
ストーリー
近未来、深刻なエネルギー枯渇問題に直面した人類は地球をコピー。もう一つの地球≒ エコーワールドからエネルギーを送り込むことで、その危機を脱しようとしていた。エコーワールドで作られたエネルギーは、二つの世界を繋ぐ巨大タワーを経由し順調に供給されていたが、ある日、何者かの襲撃によりタワーが暴走。世界中で異常な現象が次々と起こりはじめる。人類は生き残りを賭け、元NASA宇宙飛行士のウィル(ダン・スティーヴンス)をエコーワールドに送り込むが、そこには荒廃した世界が広がっていた。そして二つの世界の鍵を握る謎のBOXが時を刻み始める・・・。それは、地球滅亡へのカウントダウンだった――。
作品タイトル:『リディヴァイダー』
出演:ダン・スティーヴンス(「美女と野獣」ビースト役)/ベレニス・マーロウ(「007 スカイフォール」ボンドガール)
監督:ティム・スミット
2017年/イギリス
91分/原題:REDIVIDER
提供:カルチュア・パブリッシャーズ
配給:松竹メディア事業部
公式サイト:redivider.jp/
コピーライト:(c)2016 REDIVIDER PRODUCTIONS,B.V ALL RIGHTS RESERVED.
6月9日(土)より新宿シネマカリテ他にて全国順次公開