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第53回ロッテルダム国際映画祭 最優秀作品賞受賞作『莉の対』国内版予告編&キービジュアル到着

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第53回ロッテルダム国際映画祭のタイガーコンペティション部門にて、最高賞である最優秀作品賞(タイガーアワード)を受賞した長編映画『莉の対』(れいのつい)が5月31日(金)公開となる。この度、国内版のキービジュアルと予告編が到着した。

日本人での受賞は10年振りであり、単独での受賞は初の快挙となったロッテルダムでの受賞をきっかけに、海外から様々なオファーが殺到。俳優であり、初監督・脚本で手掛けた田中稔彦監督は、新進気鋭な監督として今後の活躍が期待されており「第63回カルタヘナ国際映画祭」では作品のノミネートとともに、同映画祭の審査員にも抜擢された。

映画制作経験が全くなかった畑違いのアマチュアスタッフたちだけで全編を撮影している本作は、東京と北海道を舞台に出会うはずのなかった2人の男女の物語であり、とりまく周りの人たちも様々な問題を抱えていることを映し出し、人間の脆さや弱さを自然の美しさと対を成すように描いた190分のヒューマンドラマに仕上がっている。

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