『アメリカン・スナイパー』(2014)、『ハドソン川の奇跡』(16)、『15時17分、パリ行き』(18)、『運び屋』(18)と、実話を基に“衝撃の真実”を描いてきたクリント・イーストウッド監督最新作『リチャード・ジュエル』が、2020年1月17日(金)より日本公開となる。
さらに、先日発表された第77回ゴールデン・グローブ賞にて、爆破事件の容疑者とされた主人公、リチャードの無実を信じ、見守り続ける母ボビを演じたキャシー・ベイツが《助演女優賞》にノミネートされた。キャシー・ベイツは1990年に『ミザリー』で同賞ドラマ部門の《主演女優賞》を受賞しており、二度目の栄冠に期待がかかる。
第77回ゴールデン・グローブ賞ノミネーション部門
■助演女優賞(キャシー・ベイツ)
爆破事件の容疑者にされた男<リチャード・ジュエル>。
その日、全国民が敵になった。
1996年7月、警備員のリチャード・ジュエル(ポール・ウォルター・ハウザー)は米アトランタのセンテニアル公園で不審なリュックを発見した。中身は、無数の釘が仕込まれたパイプ爆弾だった。事件を未然に防ぎ一時は英雄視された彼だが、現地の新聞社とテレビ局がリチャードを容疑者であるかのように書き立て、実名報道したことで状況は一変。さらに、FBIによる徹底的な捜査、メディアによる連日の過熱報道によって、リチャードの人格は全国民の目前でおとしめられていった。それは、出口の見えない孤独な戦いの始まりだった。
そこへ異を唱えるために弁護士のワトソン・ブライアント(サム・ロックウェル)が立ち上がる。無実を信じ続けるワトソンだが、そこへ立ちはだかるのは、FBIとマスコミ、そして約3億人のアメリカ全国民だった—。
リチャードの汚名は果たして晴らされるのか、元どおりの生活が送れるようになるのか。潔白を証明する機会も与えられず、心身ともに疲弊していくリチャードの味方になったのは。世界いち無謀な弁護士だけ。そして、立ちはだかる国家権力、そして全国民を相手に反撃を始めた二人を見守り続ける母ボビをキャシー・ベイツが演じている。
監督は、2020年に90歳を迎える巨匠クリント・イーストウッド。『アメリカン・スナイパー』を超える緊迫感と共に、“知られざる真相”への興味と感心を絶えず刺激し続けながら、心優しい男が、なぜ全国民の敵となってしまったのか?を追うサスペンスドラマとして描き出す。
SNSが人々の生活に根付き、姿なき誹謗中傷が蔓延する現代社会。誰もが「被害者」、あるいは「加害者」になりえる今の世の中へ、イーストウッドが警鐘を鳴らす。
2020年の日本でも起こりえる事件—
これは、勇敢な警備員の身に起きた〈実話〉である。
ストーリー
1996年、警備員のリチャード・ジュエル(ポール・ウォルター・ハウザー)は米アトランタのセンテニアル公園で不審なリュックを発見。その中身は、無数の釘が仕込まれたパイプ爆弾だった。テロを未然に防ぎ一時は英雄視された彼だが、現地の新聞社とテレビ局がジュエルを容疑者であるかのように書き立て、実名報道したことで状況は一変。さらに、FBIの徹底的な捜査、メディアによる連日の過熱報道により、ジュエルの人格は全国民の目前でおとしめられていった。
そこへ異を唱えるため弁護士(サム・ロックウェル)が立ち上がる。そして、ジュエルの母(キャシー・ベイツ)も息子の無実を訴え続けるが、3人の前に立ちはだかるのは、およそ3億人の人口をかかえるアメリカの巨大組織、政府とマスコミだった――。
作品タイトル:『リチャード・ジュエル』
出演:サム・ロックウェル『スリー・ビルボード』、キャシー・ベイツ『ミザリー』、ポール・ウォルター・ハウザー『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』、オリビア・ワイルド『トロン:レガシー』、ジョン・ハム「MAD MEN マッドメン」
監督/製作:クリント・イーストウッド
原作:マリー・ブレナー バニティ・フェア 「American Nightmare―The Ballad of Richard Jewell」
脚本:ビリー・レイ『キャプテン・フィリップス』
製作:ティム・ムーア、ジェシカ・マイヤー、ケビン・ミッシャー、レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・デイビソン、ジョナ・ヒル
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト:richard-jewell.jp
コピーライト:(C) 2019 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2020年1月17日(金) 全国ロードショー
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