一人のラブドール職人と、彼が一目で恋に落ち結婚した妻との日々を描いたタナダユキの小説「ロマンスドール」。型破りな設定と衝撃的な展開の中で、男女が強く惹かれ合い、そして時間とともに変わっていく感情と関係を繊細に描いた物語は、2008年に雑誌「ダ・ヴィンチ」で連載されるやいなや、多くの話題と共感を呼んだ。
その傑作小説を原作者であるタナダユキ自ら脚本・監督を手掛け映画化した『ロマンスドール』が、2020年1月24日(金)公開となることが決定した。さらに第1弾ビジュアルとなるティザービジュアルも解禁となった。
主演をつとめるのは、現在放送中のTBSドラマ「凪のお暇」での好演も話題の高橋一生。美大卒業後にフリーター生活をしていたところ、ひょんなことからラブドール制作工場で働き始め、次第にその魅力にのめり込んでいく主人公・北村哲雄を演じる。哲雄の妻・園子を演じるのは、『リリィ・シュシュのすべて』(01)で高橋と18年ぶりに共演を果たす、蒼井優。『百万円と苦虫女』(08)以来、映画としては11年ぶりのタナダ組参加となる蒼井は、優しさの中に強さをもった、芯のある大人の女性を繊細に演じる。さらに2人をとりまく共演陣に、浜野謙太、三浦透子、大倉孝二、渡辺えり、きたろうら個性豊かな実力派俳優陣が集結した。
この度解禁となったティザービジュアルでは、今回夫婦役初共演となる高橋&蒼井が魅せる、愛し合う美しい男女の姿が披露されている。タナダ監督が映画のキーカラーとした「スモーキーブルー」の世界観に包まれた、主人公の哲雄(高橋)とその妻・園子(蒼井)は、ドキッとするほど美しく、幸せそうに見えるが、こちらを見つめる眼差しはどこか物憂げで、2人の間に何かを感じさせる。それぞれの目線から、対照的に添えられた「妻を愛して“嘘”をついた。」「夫を愛して“秘密”を持った。」というキャッチコピー。惹かれ合い結婚し、愛し合った先に2人がもった“嘘”と“秘密”とは―。変わりゆく男女の感情をリアルに映し出す、美しく儚い、大人のラブストーリーが誕生する。
ストーリー
美人で気立てのいい園子に一目惚れして結婚した哲雄が、彼女にずっと隠し続けている仕事、それはラブドール職人としてドールを作っていること。平穏に過ぎていく日常の中、哲雄は仕事にのめり込み、恋焦がれて結婚したはずの園子とは次第にセックスレスになっていた。いよいよ夫婦の危機かと思ったとき、園子はぽつりと胸の中に抱えていた秘密を打ち明けた。
純愛と性愛とドールが交錯する、大人のラブストーリー。
作品タイトル:『ロマンスドール』
出演:高橋一生 蒼井優
きたろう 渡辺えり ピエール瀧
浜野謙太 三浦透子 大倉孝ニ
脚本・監督:タナダユキ
原作:タナダユキ「ロマンスドール」(KADOKAWA刊)
製作:「ロマンスドール」製作委員会(ハピネット、KADOKAWA、エキスプレス、U-NEXT、TBSラジオ、日活製作幹事:ハピネット)
配給:KADOKAWA
公式サイト:romancedoll.jp
コピーライト:(c)2019「ロマンスドール」製作委員会
2020年 1月24日(金)全国ロードショー
関連記事:
■ 高橋一生×蒼井優共演!自身初のオリジナル小説をタナダユキ自らが脚本・監督で映画化『ロマンスドール』キャスト情報解禁