『グロリアの青春』で第86回アカデミー賞外国語映画賞のチリ代表に選出され、第90回アカデミー賞では『ナチュラルウーマン』で見事外国語映画賞を受賞した、セバスティアン・レリオ監督の最新作『DISOBEDIENCE』(原題)が、『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』の邦題で2020年2月7日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国公開することが決定した。あわせて、ポスタービジュアル・予告編が初解禁となった。
主演は、『ナイロビの蜂』でアカデミー賞助演女優賞受賞、昨年は『女王陛下のお気に入り』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたレイチェル・ワイズと、『きみに読む物語』『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』など話題作に出演、『スポットライト 世紀のスクープ』でアカデミー賞助演女優賞ノミネートのレイチェル・マクアダムス。近年アカデミー賞ノミネートが続く実力派女優のWレイチェルが、繊細かつ大胆な体当たりの演技で“美しき純愛”に挑んでいる。
解禁された予告編では、父と信仰を捨てて故郷を去り自立して生きるロニートと、故郷に残りユダヤの掟に従って生きるエスティが、ユダヤ教指導者であるロニートの父の死をきっかけに再会する姿が描かれている。運命的な再会により封印していた熱い想いが溢れ、信仰と愛の間で葛藤する姿にドラマチックな展開を期待させる予告となっている。
ビジュアルでは、今にも唇が重なりそうなロニートとエスティのロマンチックな2ショットが描かれているが、「父なる信仰、赦されざる愛。」というキャッチコピーにあるように、2人が育った厳格なユダヤ・コミュニティの中では決して赦されることのない関係。掟に抗いながらも、運命によって引き寄せられた2人が、偽りの自分を捨てて求めあい「本当の自分」を取り戻そうと選んだ道とは?
イントロダクション
本作は、フェミニズム文学の新たな旗手、気鋭のイギリス人女性作家ナオミ・オルダーマンの自伝的デビュー作に出会ったレイチェル・ワイズが、プロデューサーとして企画段階から深く入り込んだ自信作。そして、ワイズがその才能に惚れ込んで監督を依頼したのが、『ナチュラルウーマン』でアカデミー賞外国語映画賞を受賞して世界的な評価を高めたセバスティアン・レリオ。葛藤して揺れ動く2人を切なく、時に大胆に映し出している。また、『女王陛下のお気に入り』『ルーム』のプロデューサーや『英国王のスピーチ』でアカデミー賞を受賞した撮影監督など、ワイズが絶大な信頼を寄せる強力な布陣がその脇を固めている。タブーのない現代社会とは隔絶された、女性に自由のない世界に抗う2人を、実力派女優のレイチェル・ワイズとレイチェル・マクアダムスのWレイチェルが繊細かつ体当たりの演技で挑んでいる。
ストーリー
厳格な超正統派ユダヤ・コミュニティで生まれ育ったロニートとエスティ。惹かれあっていた2人を、コミュニティの掟は赦さなかった。ロニートはユダヤ教指導者の父と信仰を捨てて故郷を去り、残されたエスティは幼なじみのドヴィッドと結婚してユダヤ社会で生きることとした。月日が流れ、父の死をきっかけにロニートが帰郷し、再会した2人。封印していた熱い想いが溢れ、信仰と愛の間で葛藤する2人が選んだ道とは・・・
作品タイトル:『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』
キャスト:レイチェル・ワイズ、レイチェル・マクアダムス、アレッサンドロ・ニヴォラ
プロデューサー:フリーダ・トレスブランコ(『パンズ・ラビリンス』)、エド・ギニー(『女王陛下のお気に入り』、『聖なる鹿殺し キリング・オブ・セイクリッド・ディア』、『ルーム』、『ロブスター』)、レイチェル・ワイズ
監督:セバスティアン・レリオ(『グロリアの青春』、『ナチュラル・ウーマン』)
2017年/イギリス/英語/DCP/カラー/114分/原題:Disobedience
PG12
配給:ファントム・フィルム
公式サイト:phantom-film.com/ronit-esti
公式Twitter:@ronitesti_movie
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2月7日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー