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『サバカン SABAKAN』ひと夏の冒険を通して友情を育む少年たちの姿を描いた380秒(サバ)の予告編ロングver解禁!

サバカン SABAKAN

映画『サバカン SABAKAN』(8月19日(金)公開)の380秒予告編ロングverが解禁された。

番家一路(子役)を主演に、原田琥之佑(子役)、尾野真千子竹原ピストル貫地谷しほり岩松了、そして草彅剛が出演する本作は、日本アカデミー賞最優秀作品賞に輝いた『ミッドナイトスワン』に続く愛の物語。

監督・脚本は、TBSドラマ「半沢直樹」(2020年)など、主にテレビ・舞台の脚本や演出を手掛け、本作が映画初監督となる金沢知樹萩森淳と共同脚本)。新鋭監督と演技派俳優陣によるアンサンブルが実現した、完全オリジナル脚本作となる。

今回解禁された予告編は、サバにちなんだ380秒のロングバージョン。また、5年前に収録されたものの披露されなかった、草彅が感動のあまり声を震わせたという「幻のラジオドラマ」音声を使用し(一部再録)、構成されている。

映像は、小説家の主人公、久田(草彅)がサバの缶詰を見つめ、ある忘れられない少年時代の思い出を小説に書いていくところから始まる。1986年。夫婦喧嘩は多いが愛情深い父(竹原)と母(尾野)と弟(番家天嵩)と暮らす少年時代の久田(番家一路)は、斉藤由貴とキン消しが大好きな小学5年生。彼のクラスには貧しいためノートを買うことができず、いつも机に魚の絵を描いている変わった少年、竹本(原田)がいた。

ひょんなことから竹本の家を見に行くことになった同級生たちは、たどり着いた家を見て愕然とする。まるで廃墟のようなボロボロの家。それを指さしながら大笑いする同級生たちを横目に、久田は竹本の悔しそうな顔を見て、どこかさみしい気持ちになったのだった。

それから少したった夏休みのある日。遊ぶ約束をしていないのに突然家を訪ねてきたのは、なんと竹本。驚く久田を、竹本は近所の神社に誘う。そこで竹本の口から聞かされたのは、山を越えた海沿いの町にある「ブーメラン島」にイルカが来たという、少年の心をわしづかみにする素敵な話だった。「一緒にイルカを見に行こう」と誘われた久田は、不安と期待に胸を膨らませながら竹本と二人でイルカを探す旅に出ることを決意する。

かくして、小さな冒険がスタートするも、海を必死に泳いだりヤンキーに絡まれたりと波乱の予感!? ひと夏の冒険を通して、友情を育む少年たちの姿を描いた、夢いっぱいの予告編ロングバージョンとなっている。

さらに、本映像には劇判を務める大島ミチルの音楽もふんだんに使われている。子供たちの冒険を盛り上げる、懐かしくも胸が躍る音楽を映像と共に楽しみたい。

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