映画『サントメールある被告』法廷での瞬間を切り取ったカットを使用したポスタービジュアル&場面写真解禁！

2023.4.26

2022年のヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞（審査員大賞）と新人監督賞をW受賞、本年度アカデミー賞(R)国際長編映画部門のフランス代表にも選出された『サントメールある被告』（7月14日(金)より全国公開）のポスタービジュアルと場面写真が解禁となった。

主人公である若き女性作家ラマは、ある裁判を傍聴する。被告は、生後15ヶ月の幼い娘を殺害した罪に問われた女性ロランス。セネガルからフランスに留学し、完璧な美しいフランス語を話す彼女は、本当に我が子を殺したのか？―――。

監督は、セネガル系フランス人女性監督アリス・ディオップ。実際の裁判記録をそのままセリフに使用する斬新な手法と巧みな演出が絶賛された。撮影監督に『燃ゆる女の肖像』のクレア・マトン、脚本にはゴンクール賞作家のマリー・ンディアイが参加している。

解禁されたポスタービジュアルは、被告ロランスの裁判のなかでの一瞬を切り取った写真が使用された日本オリジナルのデザイン。そして、ポスターの下部には、その他の登場人物の写真があるが、ここで注目したいのは法衣を着た二人の女性。司法官の女性の割合が66％にものぼるフランス、この二人の女性の存在が裁判の大きな鍵になるのだろうか？

また、あわせて解禁された場面写真では、裁判を傍聴するラマ、裁判官、弁護士、娘の父親の姿などが揃い、緊迫したストーリーを想像させる。