日本中の誰もが知るあの“さかなクン”の半生を、主演・のん×監督・沖田修一がユーモアたっぷりに描く映画『さかなのこ』(9月1日(木)公開)の追加キャスト陣と場面写真が解禁された。
原作はさかなクン初の自叙伝「さかなクンの一魚一会 ~まいにち夢中な人生!~」(講談社刊)。子供の頃からお魚が大好きだったさかなクンが、たくさんの出会いの中でやがて“さかなクン”になるまでを描いた原作を、劇作家や映画監督でもある前田司郎が、フィクションも織り交ぜながら沖田監督と共にシナリオとして大胆にアレンジ。前田司郎と沖田監督は『横道世之介』以来のタッグとなる。主演をつとめるのは、のん。子供のように天真爛漫で好きなことに一直線、周囲の人間をいつのまにか幸せにする不思議な魅力にあふれた主人公“ミー坊”を、性別の垣根を越え生命力いっぱいに演じている。
のんが演じる主人公“ミー坊”のまわりには、ユーモラスで愛すべき人たちがたくさん。先日発表された柳楽優弥、夏帆、磯村勇斗、岡山天音、三宅弘城、井川遥といった豪華俳優陣に続き、魅力的でバラエティに富んだ追加キャスト陣が解禁となった。
ミー坊が上京後に通う行きつけのおさかなショップ「海人」の店長役には、『罪の声』(20)の好演で数々の映画賞を受賞した宇野祥平。ミー坊の高校の同級生で、磯村勇斗演じる不良・総長とつるむツッパリの一員には、『あなたの番です』シリーズやNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(22)などの前原滉。大人になったヒヨの恋人役には、AKB48の中心メンバーとして活躍し、卒業後は『翔んで埼玉』(19)や主演ドラマ「ハレ婚。」(22)に出演の島崎遥香。夏帆演じる同級生・モモコの紹介でミー坊が出会う、「お客さまにワンダーを提供したい」が口癖の怪しげな歯科医役に豊原功補。豊原は沖田の商業映画デビュー作『南極料理人』(09)で南極観測隊員のドクターを演じた縁もある。
他にも、ミー坊が実習にいく水族館の先輩飼育員役に、お笑いコンビ・かが屋の賀屋壮也、ミー坊が驚きの出演を果たす番組のMCとアシスタント役にお笑いコンビ・シソンヌの長谷川忍と、朝倉あきなど、純粋で屈託のないミー坊の人生にぴったりな、賑やかな面々が大集結。
なお今回、あわせて解禁となった場面写真には、ミー坊(のん)、ヒヨ(柳楽優弥)、モモコ(夏帆)、総長(磯村勇斗)、籾山(岡山天音)、ミー坊の父・ジロウ(三宅弘城)、ミー坊の母・ミチコ(井川遥)を中心とした個性的なキャラクターたちの姿が捉えられている。
ストーリー
ふつうってなに?
どんなときも大好きなお魚だけを追い続けた子は、
いつしか“さかなクン”になっていました。
お魚が大好きな小学生“ミー坊”は、寝ても覚めてもお魚のことばかり。お魚を、毎日見つめて、毎日描いて、毎日食べて。他の子供と少し違うことを心配する父親とは対照的に、母親はそんなミー坊を温かく見守り、心配するよりもむしろその背中を押し続けるのだった。高校生になり相変わらずお魚に夢中のミー坊は、町の不良ともなぜか仲良し、まるで何かの主人公のようにいつの間にか中心にいる。やがて1人暮らしを始めたミー坊は、思いがけない出会いや再会の中で、たくさんの人に愛されながら、ミー坊だけが進むことのできるただ一つの道にまっすぐに飛び込んで行く――。
作品タイトル:『さかなのこ』
出演:のん 柳楽優弥 夏帆 磯村勇斗 岡山天音 三宅弘城 井川 遥
原作:さかなクン「さかなクンの一魚一会 ~まいにち夢中な人生!~」(講談社刊)
監督・脚本:沖田修一
脚本:前田司郎
音楽:パスカルズ
製作:『さかなのこ』製作委員会
制作・配給:東京テアトル
公式サイト:http://sakananoko.jp/
公式Twitter:sakananoko_jp
コピーライト:(C)2022「さかなのこ」製作委員会
9月1日(木)よりTOHOシネマズ 日比谷 ほかにて全国ロードショー
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