『バーフバリ』シリーズのプラバース主演、『K.G.F』シリーズのプラシャーント・ニールが監督を務める『SALAAR/サラール』(7月5日(金)公開)の本編映像が解禁された。
インド全土が恐れる謎の都市国家“カンサール”の王座をめぐる骨肉の権力バトルを描く本作は、テルグ語圏(※1)の映画としては『バーフバリ 王の凱旋』『RRR』に次ぐ史上3位の興行記録を打ち立て、すでに第二弾も製作中の壮大なヒーローアクション叙事詩。
プラバース扮する主人公デーヴァの前に立ちはだかるのは、1000年以上続く都市国家カンサールと、その息がかかったインド全域の犯罪集団。デーヴァは、“バーフバリ”に勝るとも劣らぬインパクトを与える圧倒的なヒーロー像を提示する。そして現代が舞台でありながらも、劇中の都市国家カンサールは世紀末SF的なカオスの世界であり、個性の強すぎる有象無象がだまし合い、奪い合い、殺し合う仁義無用のバトルフィールド。幾重にも陰謀が折り重なる、生き馬の目を抜くような壮絶な権力争いからも目が離せない。
本作の見どころの1つが、インド史上最大の“圧巻のセット”。世界一の撮影所として名高いラーモージー・フィルムシティに、「ラーモージー2」と渾名された巨大セットが組まれた他、ハイダラーバード近郊のダンドゥマイラーラムでは約40ヘクタールの土地にカンサール・シティの市壁が建てられ、インド映画史上最大のセットとなった。
この度解禁となった本編映像は、その巨大な市壁に囲まれたカンサール・シティへ入るデーヴァの緊張感漂うシーン。王位継承をめぐる争いに巻き込まれた親友ヴァラダのために、再びカンサール・シティへ戻ってきた2人。張り巡らされた巨大な市壁、武装した多くの兵士たちを前に、デーヴァはカンサールに入るために手形を押す。突如「壁に恐れをなしたか」と声をかけられ、続けて「覚悟を。通過したら最後、出たものはいない」と淡々と話す門番に、「壁は出るものへの警戒ではなく、“恐怖心の現れ”そのものだ。来る者を恐れてな」と、何かを決心したかのように、そびえ立つ市壁を見上げるデーヴァだった。赤い衣装を着た女性たちは何を祈っているのか。物語の行く末を暗示させる本編映像となっている。
※1 テルグ語映画とは
インドの映画のうちテルグ語で製作された映画であり、テランガーナ州に拠点を置く映画産業を指す。インドの映画産業としては、ボリウッドに次いで2番目の規模を誇る。2020年から2021年の累積興行収入は、コロナによる映画館閉鎖の影響が地域ごとに異なっていたこともあってボリウッドを上回っている。(ウィキペディアより)
『SALAAR/サラール』
出演:プラバース『バーフバリ』シリーズ、プリトヴィラージ・スクマーラン『セルロイド』、シュルティ・ハーサン『ザ・フェイス』、ジャガパティ・バーブ『ランガスタラム』
監督・脚本:プラシャーント・ニール『K.G.F』シリーズ
2023年/インド/テルグ語/シネスコ/5.1ch/174分/字幕翻訳:藤井美佳/字幕監修:山田桂子/提供:ツイン、Hulu
PG12
配給:ツイン
公式サイト:salaar-movie.com
公式X:@salaar_jp
7月5日(金)より全国ロードショー
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