映画『さよなら、退屈なレオニー』今後の活躍に期待!主人公レオニー役のカレル・トレンブレイに注目-6月15日(土)公開

カナダに住む17歳の少女レオニーの、ひと夏の成長を描く青春映画『さよなら、退屈なレオニー』が、6月15日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショーとなる。

本作の主人公、レオニー役を演じたのは、カレル・トレンブレイ。2015年のトロント映画祭で「未来を担うひとり」に選ばれ、さらに2018年東京国際映画祭では、原題『蛍はいなくなった』として上映された本作で、輝きを放つ若手キャストに贈られる<ジェムストーン賞>を受賞した。また、同世代の少女を描く映画の、『ジュノ』(2007)のエレン・ペイジや、『レディ・バード』(2017)のシアーシャ・ローナンを彷彿とさせるとして、今注目を集めている。
セバスチャン・ピロット監督もインタビューで、「カレルは直感的で先天的な才能を持った女優で、それを壊してはいけないと思いました。無垢のまま活かしたかった。可能な限りその「原水」を汲み取りたかったのです。」と称賛するように、観客もカレルの自然な演技に心を掴まれるだろう。

レオニーのどこかやさぐれていて周りの大人に怒りや不満をぶつける姿、不安げな表情を浮かべる姿、17歳という大人でも子供でもない時期ならではの、社会への反抗心や複雑で繊細な感情を、丁寧かつカレル自身のありのままの姿で自然に演じている。そんな彼女を見て観客は自分の青春時代を思い出すはずだ。
先日行われたインタビューでは「人間として自分のことをちゃんと愛せる人間になりたいですし、自分のことを受け入れられる人間になりたい。それと同時に私書くのがとても好きなんです。だから脚本とか監督もしたいです」と今後の目標を告白。

さらに「この映画を気に入ってもらえたらとても嬉しい。日本とは違うリアリティが描かれていると思うし、風景も違うし、日本とは違う側面というのをこの映画を通して発見できるかなと思う。それと同時に若い人たち、もう若くない人たちにレオニーに感情移入したり自己投影したりしてもらえたらすごく嬉しい。すぐには自分の夢は叶わなかったり、人生大変なこともあったり、夢がみつからなかったりするけど、それは大したことじゃないのよということを受け取っていただきたい!」と日本の観客にメッセージをくれた。
現在アイルランドで新作の撮影に入っているという彼女、今後のさらなる活躍に注目だ。

あの頃の<きらめき>と<痛み>がよみがえる、ひと夏の泡沫青春ダイアリー。
ストーリー
卒業を一ヶ月後に控えながら、どこかイララした毎日を送っていた。退屈な街を飛び出したくて仕方ないけれど、自分が何をしたいかわからない。口うるさい母親も気に入らないが、それ以上に母親の再婚相手のことが大嫌い。レオニーが唯一、頼りにしているのは離れて暮らす実の父親だけだった。
そんなある日、レオニーは街のダイナーで年上のミュージシャン、スティーヴと出会う。どこか街になじまない雰囲気を纏うスティーブに、なんとなくギターを習うことに…。毎日はつまらないことだらけだが、レオニーのなかで少しずつ何かが変わり始めていた。

作品タイトル:『さよなら、退屈なレオニー』
出演:カレル・トレンブレイ/ピエール=リュック・ブリラント
監督:セバスチャン・ピロット
2018年/カナダ/英題:The Fireflies Are Gone/96分/ビスタ
配給:ブロードメディア・スタジオ

公式サイト:http://sayonara-leonie.com
コピーライト:(C)CORPORATION ACPAV INC. 2018

6月15日(土) 新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー

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