実際に起きたスキャンダルを、この事件を葬ってはならないと決意した『マネー・ショート 華麗なる大逆転』のアカデミー賞受賞脚本家がシナリオを書き上げ、映画化が実現。本年度必見の傑作『スキャンダル』が、2020年2月21日より遂に日本公開となる。
2016年、アメリカニュース放送局で視聴率NO.1を誇る「FOXニュース」に激震が走った。クビを言い渡されたベテランキャスターのグレッチェン・カールソンが、TV業界の帝王と崇められる同社CEOのロジャー・エイルズを告発したのだ。騒然とする局内。看板番組を背負う売れっ子キャスターのメーガン・ケリーは、自身の成功までの過程を振り返り心中穏やかではなくなっていた。一方、メインキャスターの座を狙う貪欲な若手のケイラ・ポスピシルは、ロジャーに直談判するための機会を得て――。
メーガンには、アカデミー賞に輝いた『モンスター』を超える演技と絶賛されるシャーリーズ・セロン。本作ではプロデューサーにも志願。グレッチェンには、アカデミー賞女優のニコール・キッドマン。ケイラには、アカデミー賞にノミネートされた最旬女優のマーゴット・ロビー。今のハリウッドを背負う3大女優が、それぞれ立場も年代も違う女たちの、華麗なる戦いと逆転劇を鮮やかに体現。早くもアメリカでは本年度アカデミー賞最有力の声があがり話題を呼んでいる。
そしてこの度、本作の特報映像が解禁となった。FOXニュース局内で平然とセクハラ発言を女性社員に浴びせるCEOロジャー・エイルズの姿。そんな彼に戦々恐々と沈黙を守ってきた女性社員たちだったが、人気ベテランキャスターグレッチェン・カールソン(ニコール・キッドマン)1人の告発をきっかけに、事態が変わり始める。彼女たちの反撃はどのような結末を迎えるのか――?映像では、第62回グラミー賞で史上最年少で主要4部門を含む6部門にノミネートしているビリー・アイリッシュの楽曲「bad guy」がその緊迫感あふれる状況を際立たせる。
また、あわせて場面写真も一挙解禁となった。実際の人物メーガン・ケリーを演じたシャーリーズ・セロン。「全米が2度見した」と話題となったその驚異の再現度を実現させたのは、『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』でアカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞を日本人として初めて受賞した辻一弘(Kazu Hiro)氏。同じく実際の人物でFOXニュースのベテランキャスターだったグレッチェンを演じるニコール・キッドマン。さらに新人キャスター、ケイラを演じるマーゴット・ロビー。一見華やかに見えるメディア業界の裏側で緊張感を漂わせる3人の表情と、TV業界の帝王と崇められ、FOXニュースのCEOとして権力を振るうロジャー・エイルズを演じるジョン・リスゴーの妙演にご注目を。
また、本編を観た海外メディアからはすでに絶賛の声が続々とあがっており、本年度アカデミー賞では、主演女優賞(シャーリーズ)、助演女優賞(ニコール、マーゴット)、脚本賞(チャールズ・ランドルフ)を始めとする主要部門でのノミネートは確実視おり、受賞最有力候補としても大変な注目が集まっている。また、ゴールデングローブ賞(第77回)でも各賞フロントランナーの呼び声が高く、来週9日(月)のノミネーション発表に期待が高まる。
海外メディア評
センセーショナル!今最も観なくてはいけない作品。オスカーレース筆頭の爆弾。
Pete Hammond, DEADLINE
今年NO.1!必見!!
Scott Menzel, WE LIVE ENTERTAINMENT
きわどくて、面白くて、目が離せない!
Matt Donnelly, VARIETY
かつてない1本。素晴らしい!
Scott Feinberg, THE HOLLYWOOD REPORTER
オスカー女優のシャーリーズ・セロンが次のステージに上がった。
Eric Kohn, INDIEWIRE
最高の演技!シャーリーズ・セロンに魅了される。
Frank Bruni, NEW YORK TIMES
お見事!!
Nicholas Kristof, NEW YORK TIMES
マーゴット・ロビーのパフォーマンスたるや!実話にして最高のスタイリッシュスリラー!
David Canfield, ENTERTAINMENT WEEKLY
ニコール・キッドマンのグレッチェン・カールソンは、完璧。
Zoe Haylock, VULTURE
シャーリーズ・セロンの変容ぶりが、驚異的!
Jazz Tangcay, VARIETY
マーゴット・ロビーがアカデミー賞をかっさらう!
Matt Samet, FREELANCE
作品タイトル:『スキャンダル』
出演:シャーリーズ・セロン 『モンスター』(アカデミー賞主演女優賞受賞)
ニコール・キッドマン 『めぐりあう時間たち』(アカデミー賞主演女優賞受賞)
マーゴット・ロビー 『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』(アカデミー賞主演女優賞ノミネート)
ジョン・リスゴー 『愛と追憶の日々』(アカデミー賞助演男優賞ノミネート)
監督:ジェイ・ローチ 『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』
脚本:チャールズ・ランドルフ 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(アカデミー賞脚色賞受賞)
原題:BOMBSHELL
配給:ギャガ株式会社
公式サイト:https://gaga.ne.jp/scandal/
コピーライト:(C) Lions Gate Entertainment Inc.
2020年2月21日(金) TOHOシネマズ 日比谷他全国ロードショー
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