『迫り来る嵐』東京国際映画祭での受賞式の模様や本作の評価の高さが伺える予告第2弾が解禁に!2019年1月5日(土)順次公開

迫り来る嵐

昨年の東京国際映画祭で主演男優賞、芸術貢献賞をW受賞し、先日11月17日(土)開催の台湾・金馬奨にて見事国際批評家連盟賞を受賞、大きな話題となっている中国サスペンス『迫り来る嵐』が2019年1月5日(土)より、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開となる。この度本作の予告第2弾が解禁された。

香港返還が近づく90年代後半、経済発展に向けて中国社会が激変し、古き良き工場文化は廃れ、人々は心の拠り所を失っていた。本作はそんな時代を象徴するようなダークで重厚な迫力に満ちたサスペンスであり、殺人事件を追うことで、時代に取り残される事実から目を背けようとする男の切ないドラマでもある。

本作で長編デビューを果たしたドン・ユエ監督は、自身で脚本も担当し、初監督とは思えないダイナミックな演出で目を惹き、ワールドプレミアで上映された東京国際映画祭で、見事に最優秀男優賞(ドアン・イーホン)と芸術貢献賞をW受賞。翌2018年のアジア・フィルム・アワードでは、新人監督賞を受賞し、高い評価を得た。刑事に憧れるあまり狂気の際まで踏み込む主人公を演じたドアン・イーホンは、人気TVドラマ「項羽と劉邦」で知られ、現在の中国映画界で最も出演依頼の多い俳優の一人になりつつある。物語の行方を左右する重要なヒロインには、『修羅の剣士』(16)などで進境著しい活躍を見せるジャン・イーイェン。

今回、解禁となった第2段予告編では、冒頭、昨年の東京国際映画祭での受賞式の模様や、国内外の受賞歴、また海外レビュー「知的な脚本に最後まで目が離せない!」(バラエティ誌)、「フィンチャーの美学、ジャ・ジャンクーの精神を感じるー。」(インロックプティブル誌)から、国内外での評価の高さをうかがえる。本編では、刑事気取りの警備員の主人公が、女性の遺体が発見される度に徐々に事件に取り憑かれ、恋人の女性を囮にしてまでも犯人を捕まえようとする狂気的な姿が映し出される。後半には、サスペンスフルな映像がフラッシュで畳み掛け、いやが応にも本作の期待が高まるものになっている。

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ストーリー
1997年。中国の小さな町の古い国営製鋼所で保安部の警備員をしているユィ・グオウェイ(ドアン・イーホン)は、近所で起きている若い女性の連続殺人事件の捜査に、刑事気取りで首を突っ込み始める。警部から捜査情報を手に入れたユィは、自ら犯人を捕まえようと奔走し、死体が発見される度に事件に執着していく。ある日、恋人のイェンズ(ジャン・イーェン)が犠牲者に似ていることを知ったユィの行動によって、事態は思わぬ方向に進んでいく…。果たして、ユィに待ち受ける想像を絶する運命とは―。

作品タイトル:『迫り来る嵐』
出演:ドアン・イーホン(段奕宏)「ミッション:アンダーカバー」 、ジャン・イーイェン(江一燕)「レイン・オブ・アサシン」
トゥ・ユアン(杜源)「草ぶきの学校」、チェン・ウェイ(鄭偉) 、チェン・チュウイー(鄭楚一)
監督/脚本:ドン・ユエ(董越)
中国/2017年/カラー/中国語/119分/シネスコ/5.1ch
映倫:G指定
配給:アット エンタテインメント

公式サイト:http://semarikuru.com/
コピーライト:(c) 2017 Century Fortune Pictures Corporation Limited

2019年1/5(土)、新宿武蔵野館、ヒューマントラスシネマ有楽町ほか全国順次公開

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