ファン・ジョンミンとチョン・ウソンが主演を務める『ソウルの春』(8月23日(金)公開)より、キャラクター予告が解禁された。
今日「粛軍クーデター」「12.12軍事反乱」などとも言われる韓国民主主義の存亡を揺るがした実際の事件を基に、一部フィクションを交えながら描かれる本作。韓国で公開されるやいなや、事件をリアルタイムで知る世代はもちろん、事件を知らない若者たちの間でも瞬く間に話題となり大ヒットスタート。独裁者の座を狙う男チョン・ドゥグァンへの激しい怒りと、彼に立ち向かったイ・テシンへの共感に、心をそして魂を揺さぶられた観客たちの世代を超えた熱量に支えられ、最終的には国民の4人に1人が劇場に脚を運び、『パラサイト 半地下の家族』などを上回る1,300万人以上の観客動員を記録。コロナ禍以降の劇場公開作品としてはNO.1(2024年3月末日現在)となる歴代級のメガヒットとなった。
今回されたキャラクター予告で、「人間という動物はだな、強いものに導かれたいと思っている」と言い放ち、大韓民国大統領暗殺後、自ら新たな独裁者として君臨すべくクーデターを決行するチョン・ドゥグァン保安司令官にファン・ジョンミン。
一方、保安司令部の不穏な動きを察知し「先にソウルに進軍し、反逆者を叩き潰す」と部下を鼓舞する首都警備司令官イ・テシンにチョン・ウソン。反乱軍を前に「撃ち殺せ」と命ずるその鬼気迫る表情に攻防の激しさが伝わる。
そしてイ・テシンに首都警備司令官を命じる陸軍参謀総長チョン・サンホにイ・ソンミン。「人事にあなたの許可が必要ですか?」とファン・ジョンミン演じるチョン・ドゥグァンと厳しく対峙する場面も。
また、チョン・ドゥグァン保安司令官を支える第9師団長ノ・テゴン役には、ドラマ「夫婦の世界」での演技が記憶に新しいパク・ヘジュン。
イ・テシンとともに首都圏防衛の責任を担う憲兵監のキム・ジュニョプ役には、『悪いやつら』『ファイ 悪魔に育てられた少年』「ムービング」など確かな演技力で定評があるキム・ソンギュン。
さらに、チョン・マンシク、チョン・ヘイン、イ・ジュニョク、チョン・ドンファン、キム・ウィソン、ユ・ソンジュ、アン・ネサン、チェ・ビョンモ、パク・フン、キム・ソンオ、アン・セホなど韓国映画界・ドラマ界を支える実力派の俳優たちが集結した。
キム・ソンス監督は、国家の命運を懸けた9時間の攻防を明確に描くために、今回過去のどの作品にも増してキャスティングに力を注いだという。
ファン・ジョンミンはその当時を振り返り「オファーを受けた当初は不安と重圧が募りましたが、一方で俳優の演技欲求を刺激する興味深い役柄であることも事実です。監督から『このキャラクターは作品の設定に合わせてフィクショナイズされたキャラクターだ』と伺ったのを機に、脚本上の役割に忠実であればいいのだと思えるようになりました」と語る。
チョン・ウソンも「イ・テシンという役柄を巡っては、監督と何度も対話を重ね、共に激しく悩み抜きました。イ・テシンの信念が伝わるように演じることが重要でした」と振り返る。
また数々の話題作で主演を務めるイ・ソンミンは「キム・ソンス監督の作品に出演するのは初めてですが、いつか一緒に仕事をしたいと思っていました。観客の皆さんには、是非本作を楽しんでいただき、韓国の運命を変えた事件に思いを馳せていただけたら嬉しいです」とコメントしている。
『ソウルの春』
出演:ファン・ジョンミン、チョン・ウソン、イ・ソンミン、パク・ヘジュン、キム・ソンギュン、チョン・マンシク、チョン・ヘイン、イ・ジュニョク
監督:キム・ソンス
脚本:ホン・ウォンチャン、イ・ヨンジュン、キム・ソンス
2023年/韓国/韓国語/142分/シネマスコープ/5.1ch/字幕翻訳:福留友子/字幕監修:秋月望
原題:서울의 봄(英題:12.12:THE DAY)/G
配給:クロックワークス
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公式HP:https://klockworx-asia.com/seoul/
公式X:@19791212theday
8月23日(金)新宿バルト9ほか全国公開
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