映画『鹿の王 ユナと約束の旅』と「奈良公園」がシカの保護啓発ポスターでコラボ決定!

(C)2021「鹿の王」製作委員会

2015年度本屋大賞、日本医療小説大賞をW受賞、シリーズ累計240万部を突破し、今なお絶大な人気を誇る上橋菜穂子のベストセラー巨編「鹿の王」を映画化した『鹿の王 ユナと約束の旅』が9月10日(金)より全国公開される。
この度、本作でも描かれるシカ(飛鹿)の聖地とも言える奈良公園とのコラボレーションによるシカの保護啓発ポスターの作成が決定した。

奈良の象徴でもあるシカは、神の使いとも言われ大切に保護され、地域の住民と共生してきた。映画とのコラボポスターで啓発活動を行うことで、人々にシカとの接し方について考える機会を作り、人とシカが共生を続けていける環境作りに繋げていきたいという願いを込めて作られた。ポスターは奈良公園周辺施設などでの掲出や、近鉄奈良駅にあるデジタルサイネージで放映される。

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映画『鹿の王 ユナと約束の旅』概要

2015年に本屋大賞を受賞するも、その圧倒的スケールの物語から長らく映像化不可能と言われきた「鹿の王」(角川文庫・角川つばさ文庫/KADOKAWA)が、日本アニメ界最高峰のスタッフにより映画化。
『君の名は。』『千と千尋の神隠し』『もののけ姫』の作画監督として活躍した異才アニメーター・安藤雅司監督が、映画史に名を刻むことになる感動巨編を誕生させた。

ストーリー
かつて東乎瑠(ツオル)帝国から恐れられていた戦士団“独角”の頭ヴァン(堤真一)は戦いに敗れてすべてを失い、囚われの身となっていた。
ある日、山犬の襲撃を受けるも混乱に乗じて脱獄に成功するが、その最中、自分と同じように家族を亡くした少女ユナと出会い、共に過ごすことでヴァンは徐々に生きる目的を取り戻していく。
一方、謎の病<黒狼熱(ミッツァル)>がツオル帝国で猛威を振るいつつある中、ツオルの支配下にあるアカファ王国では、ウィルスを体内に宿す山犬たちを利用して水面下で反乱が計画されていた。
抗体を持つことで陰謀に巻き込まれるヴァンとユナだったが、ついにはユナが山犬たちに連れ去れてしまう。
ヴァンはユナを追う途中で、ミッツァルの治療法を探す天才医師ホッサル(竹内涼真)と、それを阻止したいアカファ王国によって送り込まれた跡追い狩人のサエ(杏)と出会い、彼らはそれぞれに思惑を抱えながら共にユナを助ける旅に出る。
果たしてヴァンはユナを助け出すことができるのか?

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