本年度アカデミー賞ノミネート『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』のマーゴット・ロビーの最新主演作『死の谷間』が6月23日(土)より、新宿武蔵野館ほか全国順次公開となる。この度、本編からカットされた未公開シーンと、マーゴット・ロビーのインタビュー映像が解禁された。
マーゴット・ロビーのインタビュー映像では、主人公アンの役柄について丁寧に説明をし、この映画が3人の微妙な関係性を描いた人間ドラマであること、また、クレイグ・ゾベル監督との仕事については、現場で新しい演出など加わって変化に富み、役者が自由に演じることができ、仕事がしやすかったことを語っている。
また、今回解禁となった、本編からカットされた未公開映像では、アン(マーゴット・ロビー)とジョン(キウェル・イジョフォー)のところに突如現れた、クリス・パイン演じる白人青年のケイレブの三人が、水辺で楽しそうにはしゃぐシーン。ケイレブは服を脱ぎ、たくましい上半身を露わにし、アンを後ろからバッグハグ!こんなイケメンに後ろからハグされたら、どんな女性もメロメロになってしまう。3人はそのまま水の中にジャンプ。 もう1つのシーンでは、3人が食事やお酒を食しながら、ダンスをしてひと時の幸せを楽しむシーン。
どちらのシーンも一見楽しそうにしながらも、それぞれの微妙な視線、表情が表れ、3人の危うい関係性と、その後の展開が気になる映像になっている。
死の灰に覆われた世界で、たった一つ放射能汚染を免れた小さな谷(=第2のエデン)に住む女性アン・バーデンは、唯一の生存者だと思い、愛犬とともに1日1日をただ過ごしている。ある日、見たことのない車両と宇宙服のような防護服を着た黒人男性ジョンを発見する。男は汚染された滝壺で水浴びをしたことで体調を崩すが、彼女の救護によって一命を取り留める。
男の体調が回復すると、二人は1つ屋根の下で、自然と共同生活を始める。科学者で、宗教観も考え方も異なる男の生活に戸惑いを感じるアンだったが、生活するうちに二人の距離は縮まっていく。しかし、もう一人の生存者である白人男性ケイレブが現れたことで、彼らの生活は一変する・・・。
主人公の農娘アン・バーデンを演じるのは、近年活躍が目覚ましく、「アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル」で本年度アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた、マーゴット・ロビー。科学者のジョンを演じるのは、「それでも夜は明ける」のキウェテル・イジョフォー、謎の炭鉱夫ケイレブを演じるのは、「スタートレック」シリーズ、「ワンダーウーマン」のクリス・パイン。監督は、『コンプライアンス 服従の心理』 のクレイグ・ゾベル。俳優として活躍するトビー・マグワイアがプロデューサーに名を連ねる。原作は、1976年にエドガー・アラン・ポー賞を受賞したロバート・C・オブライエンの「死の影の谷間」(評論社刊)。
作品タイトル:『死の谷間』
出演:マーゴット・ロビー 「アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル」「スーサイド・スクワッド」
キウェテル・イジョフォー 「それでも夜は明ける」
クリス・パイン 「ワンダーウーマン」
監督:クレイグ・ゾベル 「コンプライアンス 服従の心理」
2015/英語/アイスランド・スイス・アメリカ/98 分/DCP/スコープサイズ/カラー
原題:Z For Zachariah
配給:ハーク
公式サイト:hark3.com/shinotanima/
コピーライト:(C)2015 Z4Z Film Production UK Ltd. All rights reserved.
6/23(土) 、新宿武蔵野館ほか全国順次公開