世界を揺るがした〈闇サイト〉の驚愕の実話から生まれた映画『シルクロード.com ー史上最大の闇サイトー』（2022年1月21日(金)公開）の本編映像が解禁された。
2011年、検索エンジンではヒットしないダークウェブと暗号通貨“ビットコイン”という二つの暗号化技術を用いて、違法ドラッグから武器の売買、殺人依頼まで完全匿名で取引可能にした闇サイト〈シルクロード〉が誕生した。“闇のAmazon”“ドラッグのeBay”とも呼ばれ1日の売上げは1億円超。警察、FBIのサイバー捜査を完璧にかわしていたが、2013年、遂に追い詰めたのはパソコンも使えないアナログ捜査官だった。
〈シルクロード〉を立ち上げた天才ロス・ウルブリヒトには『ジュラシック・ワールド』のニック・ロビンソン、捜査官リック・ボーデンには『ターミネーター：新起動／ジェニシス』のジェイソン・クラーク。
この度到着した映像は、ロス・ウルブリヒトが設立した闇サイト”シルクロード”が巨額の売り上げを記録した瞬間を切り取ったシーン。
自由な世界を求めて、検索エンジンに引っかからないダークウェブと、暗号資産を組み合わせることにより完全匿名での違法ドラッグ売買を可能にした闇サイト”シルクロード”を立ち上げたロス・ウルブリヒト。サイトを立ち上げ順調に運営していたロスだが、より広めるため、匿名で記者にシルクロードのネタを売り込むことに。
”麻薬が買えるダークウェブ”としてネットで紹介されたシルクロードは瞬く間に広がり、ロスのもとへ新規登録メールが殺到。その売り上げは1分で833ドル、1日で120万ドル＝約1億円に達し、あまりの金額にロスと彼女のジュリア（アレクサンドラ・シップ）、友人のマックス（ダニエル・デヴィット・スチュワート）は無邪気に大はしゃぎ。NFT（国家安全保障局）も追跡不能なシルクロードが、更なる影響を与えていく。
多くの犯罪ドキュメンタリー作品を手がけるティラー・ラッセル監督が事件に関することを徹底的に調べ上げて取り掛かった本作。このシーンも実際にシルクロードが”Gawker”というブログで記者に紹介され、より広く知られるようになった事実に基づいている。