『シスター 夏のわかれ道』ダレン・キム×チャン・ツィフォンの迫真の演技に注目!本編映像&新場面写真6点解禁

シスター 夏のわかれ道

中国全土を巻き込む社会現象となった映画『シスター 夏のわかれ道』(11月25日(金)公開)より、本編映像と新場面写真6点が解禁された。

看護師として働くアン・ランは、医者になるために北京の大学院進学を目指していた。ある日、疎遠だった両親を交通事故で失い、見知らぬ6歳の弟・ズーハンが突然現れる―。養子先が見つかるまで仕方なく面倒を見始めるが、次第に弟を思いやる気持ちが芽生え、彼女の固い決意が揺らぎ始めていく…。自分の人生か、姉として生きるか。迷いながらも踏み出した、未来への一歩とは―。

この度解禁されたのは、幼い弟が、突然亡くなった両親の姿を見つけ走り出す、観る者の胸を締め付けるシーン。ある日、アン・ランとバスに乗っていたズーハンだったが、突然何かを見つけて飛び降りる。制止するアン・ランを振り切り、「パパ!!ママ!!」と大声で叫びながら、雑踏の中を追いかける。「いい加減にして」「パパの車だった」押し問答のなか、アン・ランはじっと目を見つめて、「聞いて。パパとママは死んだの」とあまりにも悲しい現実を諭し聞かせるのだった。

弟ズーハンを演じたのは、いま最も中国で注目されている天才子役ダレン・キム。本作で映画デビュー、澄んだ目と自然な佇まいが製作陣の目に止まり起用され、撮影当時4歳半だったにも関わらず、彼の姿に涙する観客が続出した。

脚本家のヨウ・シャオイン「あっという間に演技が上達し、私たちを驚かせた」と絶賛し、イン・ルオシン監督は撮影中に思わずもらい泣きしてしまうほどだったという。

姉を演じたのは、若手ながらもすでに実力派スターであるチャン・ツィフォン。5歳でCMデビューし、『唐山大地震』で最年少で新人賞を受賞、2019年には米フォーブス誌が発表した“中国有名人ランキングTOP100”のリストにランクインするなど国民的人気を誇る。

イン・ルオシン監督は彼女の内面的な強靭さ、感覚の鋭さが役柄と非常にマッチしていると感じ、前作に続き主演に抜擢。「ツィフォンはものすごい才能を持っている。彼女はまるで役を体の中に取り込める入れ物のようだ」と驚嘆する。ツィフォン自身は、アン・ランを演じるために、長い髪をばっさりカットし、舞台となった四川省成都の方言を完璧にマスターして撮影に臨む意気込みを見せた。

先日開催された試写会では、「弟の演技・演出は日本じゃ撮れない繊細さがある」「主演女優の演技力に脱帽」と、二人の演技力の高さに絶賛の声が続出している。

あわせて解禁された場面写真は、弟を思いやる気持ちが少しずつ芽生え、心の距離が近づいていく様子や、ふたりの心の揺らぎ、葛藤が感じ取れるシーンが到着した。息のあった二人の演技が、涙なしでは見られない強いドラマを作り上げている。

シスター 夏のわかれ道
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ストーリー
看護師として働くアン・ランは、医者になるために北京の大学院進学を目指していた。ある日、疎遠だった両親を交通事故で失い、見知らぬ6歳の弟・ズーハンが突然現れる。望まれなかった娘として、早くから親元を離れて自立してきたアン・ラン。一方で待望の長男として愛情を受けて育ってきたズーハン。姉であることを理由に親戚から養育を押し付けられるが、アン・ランは弟を養子に出すと宣言する。養子先が見つかるまで仕方なく面倒をみることになり、両親の死すら理解できずワガママばかりの弟に振り回される毎日。しかし、幼い弟を思いやる気持ちが少しずつ芽生え、アン・ランの固い決意が揺らぎ始める…。自分の人生か、姉として生きるか。葛藤しながらも踏み出した未来への一歩とは―。

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