孤独な二人の男の刹那的な出会いを繊細なタッチで綴る『ソン・ランの響き』が2月22日(土)より新宿K’s cinemaほか全国順次公開される。この度、本作の予告編と追加場面写真が到着。また主演のリエン・ビン・ファット、レオン・レ監督の来日が決定した。
本作は、1980年代のベトナム・サイゴンを舞台に借金の取り立て屋のユンと、ベトナムの伝統歌舞劇<カイルオン>の花形役者リン・フンの刹那的な3日間の出会いを繊細なタッチで描いた「ボーイ・ミーツ・ボーイ」の物語。
その脚本と、主演を務めたリエン・ビン・ファットの演技が世界中の映画祭で話題を呼び、第31回東京国際映画祭ジェムストーン賞、ベトナム映画協会最優秀作品賞、サンディエゴ・アジアン映画祭観客賞をはじめ、国内外で37もの賞を受賞している。ハリウッドで女優として成功する傍ら、起業家としても活躍するゴ・タイン・バンがプロデューサーを務めていることでも話題となった。
到着した予告編では、舞台上で伝統歌劇<カイルオン>を演じるリン・フンをユンが切なげな表情で見つめるシーンからスタート。劇場でふたりが運命的な出会いを果たすシーンや、ユンが「良ければ泊まっていけ」リン・フンへ声をかける場面などが切り取られ、後半にはリン・フンの「バイクに乗っていると君を思い出すね」とのセリフが響く。孤独なふたりが運命的に出会い、友情がやがて愛情へと変わってゆく様子が伺える。
併せて公開された場面写真では、バイクでタンデムをするカット、ユンの演奏によってリン・フンが歌うカットなどが追加され、ふたりの微妙な距離感を伺わせる。化粧を施し、華やかな衣装に身を包んだリン・フンの艶やかな<カイルオン>の舞台シーンのカットにも注目だ。
そして、主人公ユンを演じたリエン・ビン・ファットとレオン・レ監督の来日も決定。公開日2/22(土)に新宿K’s Cinemaで公開記念イベントが行われる。
ユン役のリエン・ビン・ファットは本作がデビュー作ながら見事第31回東京国際映画祭にてジェムストーン賞(新人俳優賞)を受賞するなど、今度最も活躍が期待されるベトナム人俳優のひとり。
監督のレオン・レは少年期に家族とともに渡米。ブロードウェイで俳優・ダンサー・歌手として活躍した後、映画監督の道へ。本作が長編映画監督デビュー作である新鋭である。
作品について、「観た人に普遍的な愛、そして人と人との結びつきを感じてもらえたら」とコメントしている。
作品タイトル:『ソン・ランの響き』
出演:リアン・ビン・ファット アイザック スアン・ヒエップ
監督:レオン・レ
脚本:レオン・レ ミン・ゴック・グエン
撮影:ボブ・グエン
プロデューサー:ゴ・タイン・バン
製作:STUDIO68
原題:Song Lang
2018年/102分/ベトナム
配給:ムービー・アクト・プロジェクト
公式サイト:http://www.pan-dora.co.jp/songlang/
公式Twitter:@songlang_
公式Facebook:@songlangjp
公式Instagram:songlangjp
コピーライト:(C)2019 STUDIO68
2020年2月22日(土)より新宿K’s Cinemaほか全国順次ロードショー!
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