【応募終了】名匠が描く美しく力強い家族の絆― ケン・ローチ監督最新作『家族を想うとき』一般試写会5組10名様ご招待!

家族を想うとき

第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、世界中から絶賛されたケン・ローチ監督最新作『家族を想うとき』が、12月13日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開となる。

この度、本作の公開に先駆け、下記日程において一般試写会の実施が決定いたしました。話題の本作をいち早くご鑑賞いただける貴重な機会となりますので、お見逃しなく…!皆様のご応募を心よりお待ちしております。

目次

『家族を想うとき』一般試写会5組10名様ご招待

【日時】11月28日(木)18:30開場/19:00開映
【場所】ユーロライブ
(東京都渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 2F)
※応募締切:2019年11月13日(水)

※プレゼントは終了いたしました。たくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。
※当選の発表は、当選者のみに招待状(郵送)の発送をもって代えさせていただきます。

「毎日、抱きしめて」

いったい何と闘えば、家族を幸せにできるの?
名匠ケン・ローチ監督が再び、立ち上がる
美しく力強い家族の絆

日本でも大ヒットを記録した『わたしは、ダニエル・ブレイク』を最後に映画界からの引退を表明していたケン・ローチ監督。名匠が引退宣言を撤回してまで描きたかったのは、グローバル経済が加速する中で変わっていく人々の働き方と、時代の波に翻弄される「現代の家族の姿」だ。

家族を想うとき

一家団欒の食卓でインド料理を食べているシーンから始まる予告編は、父リッキーがマイホームの購入を夢見て、フランチャイズのドライバーとして働くシーンの数々、そして介護福祉士として働く妻のアビーが訪問先で献身的に介護をしている姿が描かれ、2人が懸命に働いている様子がうかがえる。しかし、時間に追われるリッキーの過酷な現場や、介護の仕事で帰りが遅くなり子供と顔を合わせる暇もないと語るアビー。忙しい両親とのすれ違いの生活に寂しい想いを募らせた息子セブが問題行動を起こし・・・。

家族を守るための仕事が、家族を引き裂いてゆく現実に「何もかもうまくいかない」「家族がガタガタだ」不満を漏らすリッキー、思いを募らせたアビーとセブの涙の訴え、さらに仕事でトラブルに巻き込まれ、怪我を負ったリッキーにそれでも追い討ちをかけてくる上司。「言っとくけど私の家族をナメないで」というアビーの力強い言葉が印象に刻まれ、現代の労働問題と強い家族の絆を感じさせるものとなっている。

家族を想うとき

photo: Joss Barratt, Sixteen Films 2019

 

家族を想うとき

photo: Joss Barratt, Sixteen Films 2019

 

家族を想うとき

photo: Joss Barratt, Sixteen Films 2019

 

家族を想うとき

photo: Joss Barratt, Sixteen Films 2019

個人事業主とは名ばかりで、理不尽なシステムによる過酷な労働条件に振り回されながら、家族のために働き続ける父。そんな父を少しでも支えようと互いを思いやり懸命に生き抜く母と子供たち。日本でも日々取り上げられている労働問題と重なり、観る者は現代社会が失いつつある家族の美しくも力強い絆に、激しく胸を揺さぶられるだろう。

先日、NHK「クローズアップ現代+」で是枝裕和監督との対談の様子が放送されたことでも話題となったケン・ローチ監督。「短い放送ながらも充分に人に訴え揺さぶる力がある対談だった。」「ケン・ローチ監督の言葉が突き刺さる」など一貫した信念に絶賛の声が続出した。

本作は、83歳を迎えた映画界の至宝が命を燃やして贈る、未来を生き抜くメッセージだ。

家族を想うとき

photo: Joss Barratt, Sixteen Films 2019

 

家族を想うとき

photo: Joss Barratt, Sixteen Films 2019

 

家族を想うとき

photo: Joss Barratt, Sixteen Films 2019

 

家族を想うとき

photo: Joss Barratt, Sixteen Films 2019

 

家族を想うとき

photo: Joss Barratt, Sixteen Films 2019

ストーリー
イギリス、ニューカッスルに住むある家族。父のリッキーはマイホーム購入の夢をかなえるために、フランチャイズの宅配ドライバーとして独立。母のアビーはパートタイムの介護福祉士として、時間外まで1日中働いている。家族を幸せにするはずの仕事が、家族との時間を奪っていき、高校生のセブと小学生の娘のライザ・ジェーンは寂しい想いを募らせてゆく。そんななか、リッキーがある事件に巻き込まれてしまう――。

作品タイトル:『家族を想うとき』
出演:クリス・ヒッチェンズ、デビー・ハニーウッド、リス・ストーン、ケイティ・プロクター
監督:ケン・ローチ
脚本:ポール・ラヴァティ
2019年/イギリス・フランス・ベルギー/英語/100分/アメリカンビスタ/カラー/5.1ch/原題:Sorry We Missed You/日本語字幕:石田泰子
提供:バップ、ロングライド
配給:ロングライド

公式サイト:longride.jp/kazoku/
コピーライト:(C) Sixteen SWMY Limited, Why Not Productions, Les Films du Fleuve, British Broadcasting Corporation, France 2 Cinema and The British Film Institute 2019

12/13(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開

 

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