キム・ダミ主演『ソウルメイト』大ヒット公開中!親友同士の関係性に“心を掴まれる理由”とは

ソウルメイト

ミン・ヨングン監督キム・ダミ主演の映画『ソウルメイト』が大ヒット公開中だ。

第93回アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされた『少年の君』のデレク・ツァンによる単独監督デビュー作『ソウルメイト/七月と安生』。世界各国の映画賞・映画祭を席巻し多くの映画ファンを魅了した話題作が、韓国・済州島を舞台に新たな傑作として生まれ変わる。

ミソ(キム・ダミ)とハウン(チョン・ソニ)は、小学生からの大親友。絵を描くのが好きな2人は、性格も価値観も育ってきた環境も違うが、大切な存在だった。しかし、ジヌ(ピョン・ウソク)との出会いが二人の運命を大きく変えていく。想い合いながらもすれ違い、疎遠になっていた16年目のある日、ハウンはミソに“ある秘密”を残して忽然と姿を消してしまう。思いもよらない壮絶な半生が紐解かれるとき、涙なしでは観られない“2人だけの秘密”が明らかになる―。

ソウルメイト

すでに鑑賞した著名人やファンより、多くの共感の声や様々な絶賛コメントが相次いでいるが、そんな中でも特に際立つのは、やはりミソとハウンが、常にお互いを想い合って生きてきた、“関係性”に関するものだ。

楽しいときも辛いときもずっと一緒に生きてきたふたりの絆に心を打たれた鑑賞者も多く、映画好きの著名人からも「喧嘩しても、たとえ遠く離れていても、あなたの目に映る私だけが本当。そんなふうに思える相手との間に、別れは永遠に訪れない」(宇垣美里)、「互いに惹かれ合い、時には大きくぶつかり合い、そしてまた歩み寄り、人生の中で大きな存在になっていく。こんなに向き合って想い合える出会いと関係は、かけがえのない宝物」(高山都)、「わたしたちしかわかりえない関係。そんな2人の時間をそっと見つめるような映画」(枝優花)、「友情には色々な形がありどんな形も最高だけどたった1人のソウルメイトに出会える人生って貴重」(ぼる塾 田辺智加)といったコメントが届いている。

さらに映画ファンからも、「愛情や友情という簡単な言葉では表せない二人の関係性は美しくて、儚くて、人間の本質を捉えていると感じた」「子どもから大人になり、すれ違うこともありながらも想い合う二人の関係性に胸が熱くなった」など、熱量あふれる口コミが寄せられている。

このように、何があっても途切れることがなかったミソとハウンの固い絆に心を鷲掴みにされる声や、自らの経験と重ね合わせ共感の声が多く寄せられているが、ミソ役を演じたキム・ダミは、二人の姿について「幼い頃と大人になってからの友情は少し違うと思うんです。幼い頃は友達が一番でも、大人になるにつれ、様々な経験を経てそれぞれ生活環境が変わり、みんな自然とそれを受け止めながら過ごしていくものですよね」と解釈している。

一方、ハウン役のチョン・ソニも、「その人と出会ったことで、これまで生きてきた世界が変わる。こんな縁はなかなかないので、そういう人を愛さずにはいられないと思います。私にもそういう人がいましたが、そういう縁はなかなかないと思います」と振り返り、互いでしか補えない特別な関係に魅了された様子がうかがえる。

初めて親友には言えない“秘密“が生まれたことをきっかけに徐々にすれ違い、ぶつかり合いながらも心の奥底ではお互いを想い合う、”唯一無二のソウルメイト“。そんな彼女たちの姿は、大切な友人といつの間にか疎遠になってしまったり、些細なことをきっかけに気持ちのすれ違いを経験したことがある人であれば、共感せずにはいられないはずだ。

どこかリアルな二人の“関係性”が観る者の感涙を誘い、多くの絶賛の声と共感を呼び込んでいる本作。あなたの心の中にいる大切な人との思い出に想いを馳せてみては。

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