映画『カメラを止めるな!』で日本のみならず世界中で大旋風を巻き起こした上田慎一郎監督の劇場長編第2弾にして最新作『スペシャルアクターズ』が、10月18日(金)に全国ロードショーとなる。
本作は、松竹ブロードキャスティング製作「作家主義」と「俳優発掘」をテーマに上げるオリジナル映画プロジェクトの第7弾作品となるもの。プロアマ問わず公募をかけ、書類選考を経て1500名のオーディションを実行、選ばれた15人のキャストに上田監督があて書きしてオリジナル脚本を作り上げた。5月14日(火)にクランクインを迎え、6月1日(土)にクランクアップ、現在編集中となっている。
そしてこの度、7月下旬より上映映画館で展開予定となる本作のポスタービジュアルが解禁となった。
上田監督自らディレクションしたこのポスターには、メインとなる役者たちがイラストで描かれ「これぞ、上田慎一郎ワールド!」と叫びたくなるような唯一無二の一度見たら忘れられないインパクト。デザインは前作『カメラを止めるな!』と同じ、上田監督の妻であり監督補のふくだみゆきが手掛けた。2人の共同作業は撮影中にとどまらず、このメインビジュアルでも「カメ止め!」の面白さを想起させながら、新しい映画との遭遇を予感させる。イメージカラーは、鮮やかなエメラルドグリーンで、まさに絶妙な「顔」と言えるものに仕上がっている。
肝心の映画の内容については今まで明らかにされていなかったことで、公式Twitterでも映画の小道具写真などから #スペアク妄想選手権 が開催され、完成を待ちのぞむ多くの上田ファンからどんな話になるのか妄想コメントが寄せられていた本作。ついにその内容も解禁となり、「緊張すると気絶する役者」VS「カルト集団」の一筋縄ではいかない痛快エンタテインメントになるとのこと。
果たして、緊張すると気絶するという体質を持った役者がどのようにカルト集団と闘うのか?そして、その結末は?ポスタービジュアルとあわせて解禁となった場面写真と共に、更なる妄想を楽しみたい。比類なき予測不能なエンタテインメントの誕生に是非ご期待を。
ストーリー
「緊張すると気絶する役者」VS「カルト集団」
暗い部屋でひとり、超能力ヒーローが活躍する大好きな映画を見ては溜息をつく売れない役者の和人。ある日、彼は数年ぶりに再会した弟から俳優事務所の「スペシャル・アクターズ」に誘われる。そこでは映画やドラマの仕事のほかに、日常の中で演じる仕事、つまり演じることを使った何でも屋を引き受けていた。そんな折、スペアクに 「カルト集団」から旅館を守って欲しいと依頼が入る。乗っ取りを図るヤバ目な連中相手にプランを練り、演技練習を重ねるスペアクの役者たち。しかし、和人には皆に内緒にしている秘密があった。極限まで緊張すると気絶してしまうのだ。あろうことか、このミッションの中心メンバーにされた和人。果たして、彼の運命やいかに!?
作品タイトル:『スペシャルアクターズ』
キャスト:大澤数人 河野宏紀 富士たくや 北浦愛 上田耀介 清瀬やえこ 仁後亜由美 淡梨 三月達也
櫻井麻七 川口貴弘 南久松真奈 津上理奈 小川未祐 原野拓巳
広瀬圭祐 宮島三郎 山下一世
監督・脚本・編集・宣伝プロデューサー:上田慎一郎
スタッフ:企画:深田誠剛
プロデューサー:橋立聖史/小野仁史
監督補・宣伝デザイン:ふくだみゆき
製作:松竹ブロードキャスティング
制作プロダクション:ランプ
制作協力:PANPOCOPINA
配給:松竹
公式サイト:http://special-actors.jp/
公式twitter:@special_actors
コピーライト:(C)松竹ブロードキャスティング
2019年10月18日(金)新宿ピカデリー他全国ロードショー
【松竹ブロードキャスティング・オリジナル映画プロジェクトについて】
低予算ながら「作家主義」×「俳優発掘」を揚げ、オリジナル脚本にこだわって2013年に始動したプロジェクト。本作『スペシャルアクターズ』は本プロジェクトの第7弾作品となる。
第1弾『滝を見に行く』(2014/沖田修一監督)
第2弾『恋人たち』(2015/橋口亮輔監督)
第3弾『東京ウィンドオーケストラ』(2016/坂下雄一郎監督)
第4弾『心に吹く風』(2017/ユン・ソクホ監督)
第5弾『ピンカートンに会いにいく』(2017/坂下雄一郎監督)
第6弾『鈴木家の嘘』(2018/野尻克己監督)